エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1039
2021.08.16 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはPLEXTOR「M10P」を実際のPCに組み込み、そのパフォーマンスをチェックしていこう。テスト用のPCには、Ryzen 5000シリーズのフラッグシップRyzen 9 5950Xと、AMD X570チップセットを組み合わせたシステムを使用。ベンチマークソフトは「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」「CrystalDiskMark 8.0.4」「HD Tune Pro 5.75」「ATTO Disk Benchmark 4.00」の4種類で、OS、ドライバ、ベンチマークテストをインストールしたシステム用SSDは別途用意した。
「M10PG」の2TBモデル「PX-2TM10PG」。製品に付属するヒートシンクを搭載して検証を実施 |
バスインターフェイスはPCI-Express4.0(x4)で、NVM Express1.4に対応 |
「M10PGN」の2TBモデル「PX-2TM10PGN」。実際にはマザーボード付属のヒートシンク装着した状態で予備テストを実施 |
「CrystalDiskInfo 8.12.4」「CrystalDiskMark 8.0.4」とも「PX-2TM10PG」との違いは特になかった |
HHHLフォームファクタの2TBモデル「PX-2TM10PY」でも、同様に予備テストを実施 |
DRAMキャッシュのメーカーが異なるものの、パフォーマンスは「PX-2TM10PG」「PX-2TM10PGN」と有意な差がなかった |
マザーボードメーカー各社のイルミネーションへの対応が謳われているが、今回検証に使用した「MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI」や、確認のため使用した「MPG Z590 GAMING CARBON WIFI」では、いまのところ認識しなかった |
イルミネーションを制御しない場合、いわゆる「レインボー」のように自動的にカラーが変化していく |
本テストに先駆けて「M10PY」「M10PG」「M10PGN」の2TBモデルで予備テストを行ったが、「CrystalDiskInfo 8.12.4」「CrystalDiskMark 8.0.4」とも明確な違いは見られなかった。そこで温度計測テスト以外については、M.2フォームファクタのヒートシンクモデル「M10PG」の2TB「PX-2TM10PG」を使用することにした。