エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1047
2021.09.02 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
製品の概要を把握したところで、パッケージから製品を取り出し画像によるチェックを進めていこう。500GB、1TBモデルともフォームファクタは現在最も一般的なM.2 2280で、主要なパーツはオリジナルコントローラの他、2枚のNANDフラッシュ、1枚のDRAMキャッシュ、フラッシュROMのシンプルな構成。いずれも片面実装のため、NUCベアボーンキットやノートPCのようにスペースが制限される場合でも干渉する心配はない。
コントローラやNANDフラッシュが実装された表面。「Crucial」と「P5 Plus」のロゴがデザインされたシールが貼り付けられている |
型番やファームウェア、容量などが記載されたシールが貼り付けられている裏面。パーツはもちろん空きパターンもなく完全に片面実装デザインだ |
表面のシールを剥がすと、コントローラ、2枚のNANDフラッシュ、DRAMキャッシュ、フラッシュROMが確認できる |
Micronオリジナルコントローラ「DM02A1」。「P5」の「DM01B2」と同様、チップにはメタル製のヒートシンクを搭載。なお詳細スペックについては明らかにされていない |
NANDフラッシュは容量512GBのMicron製176層3D TLC NAND「NY124」を2枚搭載 |
DRAMキャッシュMicron製DDR4「D8BMZ」 | DRAMキャッシュの横にはフラッシュROMも実装 |
500GBモデル「CT500P5PSSD8JP」でも基本的なパーツの構成は同じ。2枚のNANDフラッシュ、1枚のDRAMキャッシュ、フラッシュROMを搭載する |
搭載コントローラは1TBと同じ「DM02A1」 | NANDフラッシュは容量256GBの「NY123」に変更されているが、キャッシュやフラッシュROMは1TBモデルと同じだった |