エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1050
2021.09.08 更新
文:撮影・こまめ
本体内部の冷却機構は2基の空冷ファンと3本のヒートパイプ、ふたつの放熱フィンで構成されている。Ryzen搭載のスタンダードノートPCで、デュアルファンを採用している機種は珍しい。そのぶん内部が効果的に冷却され、高いパフォーマンスを実現可能だ。
本体底面部は樹脂製。空冷ファンとヒートパイプの部分に、通気口が設けられている |
「Modern 15 A5」の冷却機構。なおユーザー自身が分解やパーツ交換を行なうとメーカー保証の対象外となるので注意していただきたい。メモリやストレージの増設は、MSI公認サポート店(URL:https://jp.msi.com/page/msi_support)のみで対応している |
14~15.6型のスタンダードノートPCは空冷ファンが1基のみであることが多いが、「Modern 15 A5」では2基利用されている。そのぶん冷却効果が高いはずだ |
排気口は本体背面に配置されている。ディスプレイを開くと、排気口からの温風が下部ベゼルに当たる流れだ |
評価機で使われていた512GBのNVMe M.2 SSD | メモリは8GBモジュールが2枚のデュアルチャネル構成 |
左下にはストレージ増設用のType-2280 M.2スロット |
高負荷時におけるキーボード面の熱をサーモグラフィで確認したところ排気口付近は40℃前後、もっとも熱いキーボード中央部で43℃前後だった。キーを触ってもほんのり温かく感じる程度。内部はしっかりと冷やされている。
排気口付近とキーボード中央部の熱が上がってるが、不快に感じるほどではなかった |