エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1055
2021.09.19 更新
文:編集部 Tawashi/撮影:pepe
実際のゲームを想定したベンチマークを進めていく。手始めに人気MMORPGの最新ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」のスコアをチェックする。描画品質は“最高品質”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットで計測を行った。
すべての解像度においてスクウェア・エニックスの指標である“非常に快適”を満たす15,000をはるかに上回るスコアを記録。平均フレームレートも4K解像度で100fps超えと、数年前のグラフィックスカードでは考えられないようなスコアを叩き出している。これなら、大画面の4K液晶ディスプレイと組み合わせた快適なゲームプレイが可能だ。パフォーマンスについての心配は皆無で、GeForce RTX 3080 Tiが単純に欲しくなる結果と言える。
続いては、子供から大人まで人気のバトルロイヤル系タイトル「フォートナイト」を試す。グラフィックスクオリティは“最高”、APIはDirectX 12を選択、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンに設定した。なお、参考までにレイトレーシング機能を有効化した際のフレームレートも合わせてチェックしている。
ゲーム終盤の多人数による建築バトルなど、画質よりフレームレートを重視するシーンが多いタイトルだが、ご覧の通りまったく問題がないスコア。特に4K解像度でも93.4fpsを記録するなど、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」同様に大画面の4K液晶ディスプレイでプレイしても安心だ。
ゲームを使ったベンチマークテストの最後は、レイトレーシングに対応するオープンワールドアクション「Watch Dogs Legion」をチョイス。グラフィック品質を最高に設定、レイトレーシング機能を有効化した際のフレームレートも合わせて計測を行っている。解像度はこれまでと同じ解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3パターンだ。
重量級タイトルとして知られる「Watch Dogs Legion」。4K解像度でも60fps前後のスコアを記録しており、GeForce RTX 3080 Tiなら高画質設定で楽しむことができる。レイトレーシング機能を有効化するとスコアは落ち込むものの、十分プレイ可能なレベルだ。