エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1057
2021.09.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
重量級のゲームとして知られる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマークの結果も確認しておこう。解像度はフルHDで、画質設定は「軽量品質」を選択している。
スコアの傾向は「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」の「最高品質」に近く、こちらも約2%だがRyzen 7 5700Gが高いスコア。ちなみに判定はいずれも“やや重い”で、さすがに重量級ゲームを快適にプレイするには厳しいようだ。
次にシューター系ゲームの人気タイトル「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のパフォーマンスをチェックしていこう。APIはVulkanで、総合品質は「低」「中」「高」の3種類、解像度はフルHDに固定した状態で計測をしている。
比較的負荷が軽く、フレームレートを稼ぎやすいタイトルということもあり、画質設定“高”で78fps、“低”では104fpsをマークし、高リフレッシュレートの液晶ディスプレイも視野に入ってくる。またRyzen 7 PRO 4750Gとの比較ではいずれも約4%上回り、Zen 3アーキテクチャの強みがしっかりと生かされている。
ゲーム系ベンチマークのラストは「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの 種族 オンラインベンチマーク」のスコアを確認していこう。解像度はフルHDに固定し、描画品質は「低品質」「標準品質」「最高品質」の3種類を選択している。
GPUの負荷が特に軽い「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの 種族 オンラインベンチマーク」。Ryzen 7 PRO 4750GではCPU性能がボトルネックになり、「最高品質」でも約18%、「低品質」では約30%もRyzen 7 5700Gが上回る。もちろん評価もすべて最高判定の“すごく快適”を獲得し、フルHD解像度までなら最高画質でゲームを楽しむことができる。