エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1060
2021.10.06 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ゲーミングPCで重要なオーディオ回路には、32bit/384kHzまで対応するRealtekの最新IC「ALC4080」をベースにした「Audio Boost 5」を搭載。メイン基板のデジタルノイズを抑える独立した設計で、左右それぞれからクリーンなサウンドが再生できるよう、オーディオチャンネルのレイヤーも分離。さらにコンデンサにも日本メーカーのオーディオ向け製品を採用することでスタジオグレードの高品位なサウンドを楽しめる。
オーディオコントローラはRealtekの最新IC「ALC4080」を搭載。またフロントオーディオ用のピンヘッダも用意されている |
デジタルノイズの混入を防ぐため、ノイズガードによってメイン基板からは独立した設計。また左右のオーディオチャンネルのレイヤーも分離されている |
バックパネルインターフェイスは、USB3.2 Gen.2 Type-Ax3、USB3.2 Gen.2 Type-Cx1、USB3.2 Gen.1 Type-Ax4、USB2.0x2、オーディオ端子x5、光オーディオ端子x1、PS/2×1。またネットワークはRealtek RTL8125Bによる2.5ギガビットLAN、Intel Wi-Fi 6E AX210による無線LAN+Bluetooth 5.2を搭載。さらにI/Oパネルには紛失の心配がない一体型バックパネル「Pre-installed IO shield」を採用する。
「Flash BIOS Button」や「CLEAR CMOS」ボタンも搭載するリアインターフェイス。欲を言えば、最近対応製品が増えているUSB3.2 Gen.2×2 Type-Cポートが欲しかった |
ワイヤレスカードはWi-Fi 6Eに対応するIntel「Wi-Fi 6E AX210」を搭載 |
大型のワイヤレスアンテナも付属。無線LANやBluetooth機能を使う場合は必ず接続しておこう |
有線なら最高2.5Gbps(画像左)、無線でも最高2.4Gbps(画像右)の高速なデータ転送が可能だ |
「MSI Center」のLAN Managerを使えばアプリケーションやゲームごとに帯域の優先度を設定できる |