エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1062
2021.10.11 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて、PCを構築する際の利便性に直結するファンコネクタとLEDコネクタの位置をチェックしていこう。
計6基の4pinファンコネクタを搭載する「X570S AORUS ELITE AX」。CPUクーラー用の4pinヘッダ「CPU_FAN」はグレーに色分けされている |
「Smart Fan 6」では、4種類のプリセットを備えた「Smart Fan 6 Auto」に加え、ファンコネクタ1つずつを細かく調整する「Smart Fan 6 Advanced」機能も搭載 |
ファンコネクタはCPUクーラー向けの「CPU_FAN」x1、CPUクーラーのセカンドファン向け「CPU_OPT」x1、ケースファン向け「SYS_FAN」x3、水冷ポンプユニット向け「SYS_FAN4_PUMP」x1の計6基。いずれも最大出力は24W/2Aまで対応し、制御方法は「PWM」「DC」の切り替えが可能。さらにCPUクーラーやPCケースファンを最短の配線で接続することができるよう、コネクタの位置も最適化されている。
LEDコネクタは、多くのマザーボードで一般的な基板右上と左下に加え、CPUクーラー用の12V/4pinコネクタも搭載 |
LEDのコネクタは、最も一般的な基板右上と基板左下にそれぞれ5V/3pinと12V/4pinを搭載。さらに「Wraith Prism」のようなRGB LEDイルミネーションを搭載するCPUクーラーのために、CPUソケット左下にも12V/4pinが用意されている。
画像セッションの最後は、「X570S AORUS ELITE AX」に実装されているチップやコントローラをまとめてチェックしていこう。
メインの電源コネクタはATX 24pin | フロント用のUSB3.2 Gen.2 Type-Cピンヘッダ |
フロントピンヘッダは付属の「Gコネクタ」を使うと簡単に接続できる | I/OコントローラITE「IT8689E」 |
USB3.2 Gen.2×2 Type-CコントローラASMedia「ASM3142」 |
基板裏の側面には、「X570S AORUS ELITE AX」で唯一のオンボードLEDが8個実装されている |