ベンチマークテスト︓Tom Clancy’s Rainbow Six Siege

タクティカルシューターゲーム「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」のベンチマーク結果も確認しておこう。APIはVulkan、総合品質は“最高”で、解像度はこれまでと同じフルHD、WQHD、4Kの3種類。なお計測にはゲームに内蔵されているベンチマークテストを使用している。

グラフィックスカードへの負荷が軽く、フレームレートを稼ぎやすいゲームということもあり、フルHDでは約380fpsという圧倒的なスコア。さらに4Kでも100fpsを楽に超えており、100Hzを超える4K液晶ディスプレイと組み合わせれば、高解像度・高リフレッシュレートな環境でゲームが楽しめる。

ちなみにRadeon RX 6600 XTとの差はフルHDでは約10％だが、4Kでは約20％まで拡大しており、負荷が高くなるに従って差も大きくなるようだ。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

続いて、レイトレーシングに対応するオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のスコアを確認していこう。画質設定は“最⾼”、解像度はフルHD、WQHD、4Kの3種類で、レイトレーシング機能（中）を有効にした状態でもテストを実施。なお計測にはゲーム内ベンチマークを使用している。

現行では最高クラスに重いゲームだが、フルHDならマルチプレイの目安となる60fpsをクリア。ベンチマーク中の映像も特にコマ落ちなどはなく、滑らかに再生できていた。ただし、WQHDでは約40fps、4Kでは約20fpsまでしか上がらず、フルHDを超える解像度でゲームをするなら画質調整は必須になりそうだ。

またレイトレーシング機能についてはフルHDでも10fpsでスコアは頭打ち。画質を調整してもフォローできるレベルではなく、Radeon RX 6600では現実的な選択肢にはならないだろう。