エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1067
2021.10.28 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
オリジナル仕様の基板をチェック。基板の長さは実測240mmで、カード長に比べるとだいぶコンパクトであることがわかる |
画像セッションのラストは、VGAクーラーを取り外したオリジナル基板をチェックしていこう。「ASUS GeForce RTX 3070 Noctua OC Edition 8GB GDDR6」で採用されている基板は実測約240mmで、カード長に比べるとかなりコンパクト。電源回路は目視した限り10+2フェーズ構成で、「DrMOS」や「Super Alloy Choke」といった高品質なパーツが採用されている。
製造プロセス8nmのGA104コアを採用するGeForce RTX 3070。LHR版のためETHハッシュレートは25MH/sec前後に留まる |
出力インターフェイス側の電源回路は7フェーズ構成で、MOSFETはVishay「SIC654A」、チョークコイルは「Super Alloy Choke」を採用 |
先端側に配置された3+2フェーズ電源回路には薄型のヒートシンクを実装 |
ビデオメモリは容量1GBのSamsung製GDDR6「K4Z80325BC-HC14」を8枚搭載 |
メモリ用PWMコントローラuPI「uP9529」 | 冷却ファン用のオリジナルコネクタは基板先端に実装 |
バックプレートを外し、基板裏面を確認したところ。こちらの実装密度はそれほど高くない |
GPU用のPWMコントローラON Semiconductor「NCP81610」 | GPUの裏側には4枚のタンタルコンデンサを実装 |
電源回路の裏側にもタンタルコンデンサを実装 |
基板を傷や歪みから防止するメタル製バックプレート。特にサーマルパッドは貼り付けられていなかった |