エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1070
2021.11.04 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはCore i9-12900KとIntel Z690チップセットマザーボードをベースにPCを組み立て、注目のパフォーマンスをチェックしていこう。使用するマザーボードはMSI「MPG Z690 CARBON WIFI」で、グラフィックスカードはNVIDIA GeForce RTX 3080を搭載するMSI「GeForce RTX 3080 GAMING X TRIO 10G」を、CPUクーラーは360mmの大型ラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットMSI「MEG CORELIQUID S360」を使用。また比較対象としてCore i9-11900K(Adaptive Boost有効)と、Ryzen 9 5950Xの環境を用意した。なおOSはWindows 11で、Ryzenの速度低下を解消するアップデートを適用している。
Core i9-12900Kの「タスク マネージャー」の結果。「Pコア」と「Eコア」の区別はなく、16コア/24スレッドのCPUとして認識されている |
「CPU-Z 1.98.0」からは、8+8コアのCPUで論理コアは24スレッドとして認識 |
DDR5メモリKingston「KF552C40BBK2-32」は、XMPではなくSPDに登録されているDDR5-4800の設定で動作させている |
シングルスレッド時は、「Pコア」が約5,200MHz、「Eコア」が約3,900MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド時は、「Pコア」が約4,900MHz、「Eコア」は約3,700MHzで動作 |
比較対象として先代の最上位モデルCore i9-11900Kを用意 |
メモリは定格のDDR4-3200で動作させている |
シングルスレッド時は最高5,300MHzまでクロックが上昇 | Adaptive Boostを有効にしているため、マルチスレッド時でも5,100MHzで動作 |
コアの構成やスレッド数に違いはあるものの、純粋なコア数では同じRyzen 9 5950Xでもテストを実施 |
こちらもメモリは定格のDDR4-3200で動作させている |
シングルスレッド時は最高4,900MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド時はいずれも約3,775MHzで動作 |