ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

続いてオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最大”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,820×2,160ドットの3種類で、グラフィック品質は「最大」を選択。なおレイトレの反射効果を「最大」、DLSSを「品質」に設定した状態でも計測を行っている。

レイトレーシングやDLSSを無効にした状態では、WQHD解像度以上でいずれもスコアは横並び。ただし、フルHDではCore i9-11900Kより7fps、Ryzen 9 5950Xとの比較でも6fps高く、CPU性能の影響があるようだ。またレイトレーシングとDLSSを有効にすると、すべての解像度でCore i9-12900Kがトップを獲得。特にフルHD解像度ではCore i9-11900KやRyzen 9 5950Xを約19％（15fps）も上回り、ゲーム性能には大いに期待ができる。

ベンチマークテスト：Marvel’s Guardians of the Galaxy

続いてアクションゲームの新作「Marvel’s Guardians of the Galaxy」のゲーム内ベンチマークのスコアも確認しておこう。グラフィックプリセットは“ウルトラ”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,820×2,160ドットの3種類で、こちらもレイトレーシング反射を「ウルトラ」、NVIDIA DLSSを「最大クオリティ」に設定した状態でも計測を行っている。

4K解像度ではやはりGPUの負荷が大きいこともあり、すべてのCPUでスコアは横並び。ただし、WQHD以下の解像度ではCore i9-11900KやRyzen 9 5950Xよりおおむねフレームレートが高くなった。これはレイトレーシングとDLSSを有効にした状態でも同様。さらにAMDよりIntelのCPUへの最適化が進んでいるようで、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」をプレイするなら「第12世代Intel Coreプロセッサ」がオススメだ。

ベンチマークテスト：フォートナイト

ゲーム系ベンチマークのラストは、人気バトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のスコアを確認していこう。解像度はこれまでと同じ1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,820×2,160ドットの3種類で、APIはDirectX 12を選択。グラフィックスクオリティは“最高”に加え、“最低”をベースに3D解像度を“100％”、描画距離を“最高”に変更したフレームレート重視のカスタム設定でも計測を行っている。

最高品質でのテストでは、Core i9-11900KのフルHD解像度でやや落ち込みが大きいものの、その他の解像度ではいずれもスコアはほぼ横並び。ただしカスタム設定では、Core i9-11900Kに対して、フルHD解像度やWQHD解像度で約6％、4K解像度では約9％上回る。さらにRyzen 9 5950Xとの比較でも全ての解像度で上回り、フレームレートを稼ぎたい場合にはCore i9-12900Kは、非常に有望な選択肢になるだろう。