エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1071
2021.11.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
「MPG ARTYMIS 323CQR」のセールスポイントを一通りを確認したところで、ここからは外観チェックを始めていこう。やはり最大の特徴は、曲率1,000Rを誇る湾曲パネルの存在だ。アスペクト比はフラットタイプの液晶と同じ16:9だが、実機を目の前にした際に感じる包み込まれるような雰囲気は湾曲液晶ならではのもの。さらにパネルサイズも31.5型と大型のため、没入感に拍車がかかっている印象だ。また、電源内蔵のため配線時にスッキリしたケーブルマネジジメントができるのも使い勝手がいい。
中央やや左に通気口用のスリットが斜めに配置されているほか、MSI GAMINGのエンブレムがデザインされている |
狭額縁仕様のフレーム。上部が約2.5mm、左右が約2.2mmで非表示エリアは約5.8mm | フレーム下部は幅約25.5mmで非表示エリアが約1.0mmとなっていた |
アーム中央には「GAMING SERIES」の文字をデザイン。その下にケーブルを配線するための穴が設けられている |
「MPG ARTYMIS 323CQR」にはPCゲーマーにとって便利な機能が用意されている。それがマウスバンジーとヘッドセットハンガーだ。マウスのケーブルを浮かせることでケーブルの引っかかりやコードの抵抗感を軽減できるマウスバンジーは左右下部のどちらでも取り付け可能。ヘッドセットハンガーは、本体の右側側面に用意されている。いずれもPCゲーマーにとっては必須ともいえる小物アイテムだが、標準で用意されているためわざわざ別途購入する必要がない。気が利いた嬉しいギミックと言えるだろう。
マウスバンジーは左右どちらにも設置可能で利き手も選ばない |
未使用時には持て余しがちになるヘッドセットだが、本体右側面のハンガーはその定位置としてうってつけだ |