エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1071
2021.11.07 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
続いて、実際の使い勝手に直接影響する各部の調整機能を画像で確認しておこう。高さは0~100mm、チルトは-5°~20°、スイベルは-30°~30°と一般的な液晶ディスプレイと同等レベルで調整できる。30型オーバーのモデルということを考慮すれば十分だろう。なお、ピボットには非対応となっている。
本体を支える土台はV字型の2本足だ。鉄製で強度は抜群ながら、サイズは31.5型とビッグなため、アームや本体の角度を調整し最適なバランスにしておこう |
チルト(上下角度調節)は-5~20° |
高さ調節は473.4mm~573.4mmの間で調節可能 |
スイベルは-30°~30°の範囲で設定できる |
使用する際には重要な本体背面のインターフェイス類や各種スイッチ類をチェックしておこう。まずは、映像関連のインターフェイスだが、DisplayPort 1.2a x1、HDMI 2.0b x2に加え、DP Alt mode対応のUSB Type-Cの4系統。リフレッシュレート165Hzを利用する場合はDisplayPortまたはUSB Type-Cに接続する必要がある。そのためPCはDisplayPort、ゲーム機類はHDMIに接続するといった使い方がおすすめだ。
また、KVM機能時にキーボードやマウスを共有できる、USB 2.0 Type-A(USBハブ)x2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)x1、ヘッドホン出力 x1を備えている。
インターフェイスは、DisplayPort 1.2a x1、HDMI 2.0b x2、USB Type-C(DP Alt mode)x1、USB 2.0 Type-A(USBハブ)x2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)x1、ヘッドホン出力 x1 |
背面左下には赤いNaviキーを搭載。その上にOSDアプリケーションを起動するためのマクロキー、下に電源ボタンがある | 背面右下にはKensingtonロックが設けられている |
改めて31.5型の「MPG ARTYMIS 323CQR」の外形寸法を確認しておくと、幅701.4mm、高さ473.4~573.4mm、奥行き317.7mmで重量が約9kg。横幅は約700mmでそれほど気にならないが、奥行は300mmオーバーを必要とする。机に置いた場合の設置スペースは事前にしっかり確認しておいた方がいい。
購入前に確認しておきたい、横幅と奥行きの寸法。特に奥行は意外と占有スペースが大きい |