エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1072
2021.11.09 更新
文:撮影・こまめ
同じく「3DMark Version 2.20.7290」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
十分な結果と言えるのは1,920×1,080ドット時の「Fire Strike」のみ。2,560×1,440ドット時の「Fire Strike Extreme」と3,840×2,160ドット時の「3DMark Fire Strike Ultra」については、少々厳しい結果だ。「Summit E16 Flip A11U」はゲーム向けの機種ではないが、それでもゲームをプレイするのであれば、1,920×1,080ドットまたは1,920×1,200ドットあたりがターゲットとなるだろう。
同じく「3DMark Version 2.20.7290」から、レイトレーシング性能を計測する「Port Royal」の結果だ。
このテストでは、レイトレーシング機能搭載GPUのなかでもっとも低いスコアとなった。とは言えエントリー向けGPUで形だけでもレイトレーシングに対応しているのは驚くべきことで、ベンチマークテストを完走できただけでも評価に値する。ただし、実際のゲームにおいてレイトレーシングを利用できるほどのパフォーマンスではない。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークソフトでは、解像度を1,920×1,080ドット(フルHD)と2,560×1,600ドット(WQXGA)に設定してテストを行なった。
グラフィックス処理はやや重くそこそこのパフォーマンスが求められる中量級タイトルではあるが、1,920×1,080ドットでは最高画質でも快適に遊べる目安の平均60FPSをクリアしている。解像度が2,560×1,600ドットでも、画質を下げれば快適にプレイ可能。エントリー向けとは言え、さすがGPUを搭載しているだけのことはある優秀な結果だ。