エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1082
2021.12.06 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
ここからはCore i7-12700KとGIGABYTE「Z690M AORUS ELITE DDR4」、DDR4メモリをベースにしたゲーミングPCを構築して、パフォーマンスをチェックしていこう。なおグラフィックスカードはNVIDIA GeForce RTX 3070を搭載するGIGABYTE「AORUS GeForce RTX 3070 MASTER 8G」を、CPUクーラーには280mmラジエターを採用するオールインワン型水冷ユニットGIGABYTE「AORUS WATERFORCE X 280」を使用。また比較対象として先代モデルであるCore i7-11700Kと、直接的なライバルになるであろう物理12コアのRyzen 9 5900Xを用意した。なおOSはWindows 11 Home 64bit版で、テスト時点での最新アップデートを適用している。
Core i7-12700Kの「タスク マネージャー」の結果。「Pコア」「Eコア」の区別はなく、12コア/20スレッドのCPUとして認識されている |
「Pコア」は8コア/16スレッド、「Eコア」は4コア/4スレッドで、合計20スレッドになる計算だ |
シングルスレッド処理時は、公称スペック通り「Pコア」が約5,000MHz、「Eコア」が約3,800MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時は、「Pコア」が約4,700MHz、「Eコア」は約3,600MHzで動作 |
比較対象として前世代のCore i7-11700Kを用意。コア数は8コア/16スレッドに対応 |
シングルスレッド処理時は最高5,000MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時は全コア4,600MHzで動作する |
物理コア数で同等のRyzen 9 5900Xでも検証を行った |
シングルスレッド処理時は最高4,950MHzまでクロックが上昇 | マルチスレッド処理時はいずれも約4,150MHzで動作していた |