エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1084
2021.12.10 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
「Z690 VALKYRIE」の制御プログラムは「VALKYRIE」のロゴを採用したデザインで、基本的な情報のモニタリングや設定を行える「EZ Mode」と、詳細設定が行える「Advanced」の2種類のモードを備え、「F7」キーでシームレスに切り替えることができる。今回試したUEFI BIOS Utilityのバージョン(Z69ACB16.BAT)では、デフォルト設定でWindows 11をインストールすることが可能だった。
なお、デフォルト設定では、CPUのPower Limitが効かないため、「Advanced」モードから、オーバークロック関連などの設定項目が集まっている「Tweaker」を選択。「CPU Power Management」の「Power Limit 1 Override」と「Power Limit 2 Override」を「Enabled」に変更し、「Power Limit 1/2」をそれぞれ「0」(デフォルト)で保存することで、CPUのIntel定格のPower Limitで動作するようになる。
シンプルで使いやすい「EZ Mode」。ファンコントロール機能の「A.I. FAN」など、必要な設定項目に簡単にアクセスできる |
XMPプロファイルの読み込みや、CPU、メモリのスペック確認、ファン回転数の調節などが行える |
LEDデバイスの発光カラーとパターンの簡単な制御が可能になっている「Vivid Led DJ」も「F6」キーで呼び出せる | TPM2.0の設定変更は不要で、Windows 11をインストールできた |
オーバークロックやCPUのPower Limitなどの設定が集まっている「Tweaker」 |
「CPU Power Management」にある「Power Limit 1 Override」などを設定することで、Core i9-12900KがIntel定格のMTP241Wで動作 |