エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1095
2022.01.14 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは最大4,800MHzに対応するデュアルチャネル動作のDDR4×4を搭載。容量は最大128GBを実装可能だ。また、メモリ回路には電気特性を改善する4レイヤー構成の「ASRock Intel 4-Layer Memory POOL(Planes On Outer Layers)テクノロジー」を採用。ノイズの発生を抑え、5,000MHzに迫る高クロック動作を可能にしている。
電気特性を改善したメモリ回路を採用。メモリの電源周りにも「プレミアムパワーチョーク」など高耐久コンポーネントが使われている |
「インタラクティブUEFI」のカスタマイズメニューには、800MHz~10,000MHzまでの設定が用意されていた |
ストレージ用にはM.2スロット×3を搭載しており、PCI-Express4.0(x4)対応の「Hyper M.2」は2基。もう一つはPCI-Express3.0(x2)またはSATA3.0(6Gbps)に対応するM.2スロットになっている。最上段の「Hyper M.2」には専用ヒートシンクを標準装備、NVMe SSDコントローラの発熱対策も十分だ。なお、SATA3.0(6Gbps)はチップセット上限の4ポートが搭載されている。
もはやNVMe SSDを組み込むなら必須の装備と言える専用ヒートシンクを標準装備。搭載するのが1基だけなら、追加でヒートシンクを購入する必要がない |
裏面にはSSDと接するサーマルパッドが貼り付けられていた。なお上位チップのマザーボードとは異なり、固定用ネジはヒートシンクから完全に分離するタイプになっている |
CPUソケットに近い「M2_1」は、PCI-Express4.0に対応する「Hyper M.2」。フォームファクタはM.2 2260/2280をサポートしている | 中段の「M2_2」は、PCI-Express3.0(x2)とSATA3.0に対応。最下段の「M2_3」はPCI-Express4.0(x4)対応で、M.2 2260/2280/22110フォームファクタをサポートする |
SATA3.0(6Gbps)は、水平タイプと垂直タイプに分かれて合計4ポートを搭載。ちなみに「M2_2」にSATA対応SSDを搭載した場合、「SATA3_0」は使用できない |
拡張スロットは、PCI-Express4.0(x16)×1、PCI-Express3.0(x4/x16形状)×1、PCI-Express3.0(x1)×2を搭載。グラフィックスカード用を想定したPCI-Express4.0(x16)スロットは、強化されたはんだ接点とスチールフレームを備えた「強化スチールスロット」仕様になっており、重量級カードをしっかり受け止めてくれる。また、Wi-Fi用のM.2 2230スロットも備え、別途購入したモジュールを取り付ければ802.11ac対応のWi-Fi機能を追加することが可能だ。
グラフィックスカードはシングル構成になるため、装甲仕様の「強化スチールスロット」は1基のみ。PCI-Express4.0(x16)に対応するスロットで、スチールの補強やアンカーポイントの追加などで強化されている |
PCI-Expressスロットは合計4基。PCI-Express3.0(x4/x16形状)×1とPCI-Express3.0(x1)×2も備えている | Wi-Fiモジュールのために用意されたM.2スロット(Key E)。別途購入したモジュールを搭載すれば、Wi-Fi対応のシステムとして使用できる |