基板レベルの独立設計を採用したオーディオ回路

オーディオ回路には、メインストリーム向けマザーボードでは定番のRealtek「ALC897」を搭載。7.1ch HDオーディオに対応したサウンドチップで、合わせて音響用コンデンサや基板のデジ・アナ分離設計が採用されている。また、サウンドユーティリティの「Nahimic Audio」に対応しており、イコライザやゲームプレイ時に便利な「サウンドトラッカー」などの機能を設定できる。

それほど規模は大きくないものの、オーディオ専用のコンポーネントやノイズに強い設計が採用されている

サウンドチップには7.1ch対応のRealtek「ALC897」を搭載	基板レベルでオーディオ回路を分離させた設計が採用されている

ミドルマシンとして十分なインターフェイスを揃えたバックパネル

システムを運用する上で使い勝手を左右する要素でもある、バックパネルのインターフェイスをここでチェックしておこう。ネットワークはIntel I219VによるギガビットLAN×1を備え、USBポートはUSB3.2 Gen.1×4とUSB2.0×2という構成。画面出力はDisplayPort1.4×1とHDMI×1の2系統で、CPUなしにBIOSをアップデートできる「BIOS Flashback」のスイッチもここに搭載されている。

PS/2ポートの隣に「BIOS Flashback」用スイッチを搭載	ネットワークはIntelギガビットLAN×1のみ。USB3.2 Gen.1（USB3.0）は4ポート備えている

コストパフォーマンスを重視したモデルのため、一体型I/Oパネルは採用されていない