エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1100
2022.01.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
主要機能を一通り認識したところで、改めて「Optix MPG321UR-QD」の外観を眺めてみよう。正面はフラットなパネルで凹凸がない一般的な狭額縁仕様のシンプルなデザイン。サイズは32型のため、今まで24型や27型を使っていたユーザーなら、まずはその迫力に満足するはずだ。なお、電源は内蔵されており置き場所の確認や配線時の煩わしさはなし。スッキリしたケーブルマネジジメントができる。
設置後は見ることがない背面もチェックしておこう。向かって左サイドにMSIゲーミングを象徴するドラゴンロゴを配したシリーズ共通のデザイン。左下には左手を伸ばすとすぐに届く位置にあるNaviキー、右側には防犯用のケンジントンロック、アームの中央にはケーブルマネジメントホールを備える。
ヘアライン調の加工が施されたシャープなデザイン。中央やや右と上部に通気口用のスリットとRGBライティング「Mystic Light」のイルミネーションが配置されている |
狭額縁仕様のフレーム。上部左右ともに約2.0mm、非表示エリアは上部が約5.8mm、左右が約6.1mm。狭額縁の中でもかなり狭い部類だ | フレーム下部は幅約24mmで非表示エリアが約1.0mmとなっていた |
アーム中央には「GAMING SERIES」の文字をデザイン。その下には配線をまとめるケーブルホールが設けられている |
マウスのケーブルを浮かせることでケーブルの引っかかりやコードの抵抗感を軽減できるマウスバンジー。ゲーマーのみならず、ビジネスシーンでもあると便利な機能だ。MSIのゲーミング液晶ディスプレイで採用例が増えているが、本機でも採用されている。左右下部のどちらでも取り付けでき、左利きの人でも利用可能。ワイヤードタイプのマウスを使っているなら、是非とも利用したい。
筆者も愛用するマウスバンジー。ディスプレイ側にあれば別途購入する必要もない |
購入前に必ずチェックしておきたい重要ポイント、本体背面のインターフェイスや各種スイッチ類を確認しておこう。まずは、映像関連のインターフェイスから。用意されるのはHDMI 2.1 x2、DisplayPort 1.4a x1の3系統。PCはDisplayPortに接続、PS5などコンソール機はHDMIに接続することになる。
また、KVM機能時にキーボードやマウスを共有できるUSB 2.0 Type-A(USBハブ)x6(背面 x4/側面 x2)、USB 2.0 Type-B(PC接続用)x3、USB Type-C x1(DP Alt mode)のほかヘッドホン出力 x1とマイク入力 x1を備えている。
使用頻度の多いUSB 2.0 Type-A(USBハブ)x2とヘッドホン出力 x1とマイク入力 x1は向かって左側面に用意されている |
電源ボタンは正面右下に搭載 | OSDアプリの操作に使用するマクロキーは正面左下に備えている |