エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1100
2022.01.31 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
ここでは購入後にチェックしておきたい付属品を画像で確認しておこう。HDMIケーブルやDisplayPortケーブル、さらには「KVM」機能で使用するUSB Type-A – Type-Bケーブルは3本が標準で付属するため、必要なものは揃っている。
HDMIケーブル | DisplayPortケーブル |
USB Type-A – Type-Bケーブルは3本付属 | USB Type-C – Type-Cケーブル |
オーディオコンボケーブル | ACコード(長さ約150cm) |
VESA用スペーサーネジ | アーム固定用ネジ |
マウスバンジー | マニュアル類 |
レビューの締めくくりは、組み込み手順を画像で確認する。液晶パネルは32型と大きく重量もあるため慎重に扱う必要があるものの、作業自体は5分もあれば完了する。また、組み立てにはプラスドライバーが1本必要だが、難しいところもなく1人で作業できるので安心してほしい。
パッケージの外形寸法は幅990mm、高さ575mm、奥行き196mm。店頭から持ち帰るならキャリーカートが必須だが、梱包重量も約15kgのためオススメしない |
液晶本体は重いので、画面をキズ付けないよう取り扱い注意 | アームは頑丈で剛性も高い作りだった |
VESA規格(100mm×100mm)に準拠したアームの取り付け部。付属のネジでアームをしっかりと固定する |
最後にアームと台座を接続し付属のネジを留めれば作業は完了 |
32型の大画面、4K解像度、リフレッシュレート144Hz、HDMI 2.1搭載によるPS5のネイティブ4K/120Hzのサポート。ゲーミング液晶ディスプレイに何を求めるかと考えた場合、たいていのニーズを網羅できるのが「Optix MPG321UR-QD」だ。
PS5の4K/120Hzプレイは発売当時から注目されていたものの、対応ディスプレイの少なさから、しばらくの間は実現が難しい環境とされていた。2021年になると、各社から4K+HDMI 2.1対応モデルが発売され始めたが、価格は高価でサイズも20型後半の製品がほとんどだった。そんな中登場した「Optix MPG321UR-QD」は、まさにゲーマーが必要とする機能のほとんどを32型サイズに収めたゲーミング液晶ディスプレイといえる。
ゲーム以外の点に目を向けても隙はない。4K解像度による広大な表示領域は普段使いでも便利この上なく、「量子ドット技術」がもたらす優れた色表現、DisplayHDR 600のサポートといった描画クオリティの高さは、クリエイティブシーンでも十分通用する。最大4台までのデバイスに対応した「KVMスイッチ」は、これまで以上に使いやすく進化を遂げた。自宅に据えるメインの液晶ディスプレイとしてぜひオススメしたいモデルだ。
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社