エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1103
2022.02.07 更新
文:撮影・藤田 忠
Antec「Symphony 360 ARGB」 市場想定売価15,800円前後(2022年1月末現在) 製品情報(Antec / 株式会社リンクスインターナショナル) |
今回の主役は、第12世代Intel Coreプロセッサに対応するAntecの最新オールインワン型水冷ユニットの「Symphony ARGB」シリーズだ。ファン全体が鮮やかに発光するアドレサブルRGB対応の120mmファンに、特徴的な鏡面加工+RGB LEDギミック内蔵のウォーターブロックを組み合わせた映えるモデル。ちなみにイルミネーションのカラーや発光パターンは、ASRock「Polychrome Sync」、ASUS「Aura Sync」、GIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」などのマザーボードユーティリティでの制御が可能になっている。
ウォーターブロックの天板は鏡面加工が施され、アドレサブルRGB LEDも内蔵している |
鏡面部にはAntecロゴが入っており、サイドのLEDギミックと同じカラーやパターンで発光 | 軸にアドレサブルRGB LEDを内蔵。白い半透明なファンブレードと、リング形状カバーでファン全体が発光したようになる |
「Symphony ARGB」シリーズは、240mmサイズと360mmサイズラジエター採用モデルをランナップし、240mmサイズ「Symphony 240 ARGB」が実勢価格13,800円、360mmサイズ「Symphony 360 ARGB」が実勢価格15,800円と手ごろな販売価格に設定されている。とくにLGA1700マウンターが標準で付属しているオールインワン型水冷ユニットは、フラッグシップモデルが多いなか、この価格帯でLGA1700に対応している点は大きな魅力だろう。ここでは、第12世代Intelプロセッサ最上位のCore i9-12900Kや、この春にAMDから投入予定される3D V-Cacheを採用したRyzen 7 5800X3Dの運用を想定し、360mmサイズラジエター「Symphony 360 ARGB」の実力を試すことにした。