スタンダードな本体デザイン

「Katana GF66 12U」の筐体は、ゲーミングノートPCとしては標準的なデザインだ。しかし従来のMSI製15.6型タイプと比べると、フットプリントや厚さがほんのわずかに増している。とは言えパッと見ただけでは気がつかない程度なので、特に気にする必要はない。詳しくは後述するが、おそらく熱対策の意図を持って設計されているのだろう。

本体カラーはブラック。ボディは樹脂製だが、安っぽさは感じられない	天板にはMSI製品ではおなじみのドラゴンエンブレムが配置されている

フットプリントは幅359×奥行き259mm。一般的なゲーミングノートPCでは長方形が多いが、「Katana GF66 12U」では上下の辺をやや斜めに切り落としたかのような変則的な八角形のフォルムを採用している

高さは実測で25.3mm、底面部のゴム足を含めた設置時の高さは29.6mm。最近のゲーミングノートPCとしては、やや厚めに作られている

重量は実測で2.216kg。15.6型のゲーミングノートPCとしては標準的な重さだ

インターフェース類は多くはないものの、十分な構成だ。フルサイズのUSB端子が左右それぞれに配置されているので、有線タイプのゲーミングデバイスを複数使う場合でもケーブルを取り回しやすい。ただし有線LANや電源ケーブルなど常時繋いだままで使うものも左右にあるため、両脇がケーブル類でゴチャつきやすい。ゲーミングデバイスはワイヤレスタイプの利用を検討したほうがいいだろう。またUSB Type-Cはデータ通信のみで、USB PDや映像出力には対応していない。Thunderbolt 4にも非対応だ。

右側面にはマイク/ヘッドホンコンボジャック、USB3.2 Gen.1 Type-C、USB3.2 Gen.1 Type-A、HDMI、有線LAN

左側面には電源コネクタ、USB3.2 Gen.1 Type-A、USB2.0×1

付属の電源アダプターは240Wの丸口タイプ。重さは727g