エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1106
2022.02.14 更新
文:撮影・こまめ
「アサシン クリード ヴァルハラ」では画質のプリセットを変えながら、内蔵のベンチマークテストを1,920×1,200ドットで行なった。
このシリーズは非常に高いグラフィックス性能が求められる重量級のタイトルだ。またDLSS非対応のため、FPSはやや低めになることが多い。だが「Katana GF66 12U」では、もっとも重い最高画質でも、快適に遊べる目安の平均60FPSを上回っている。ほかの重いゲームでも同様に、高画質で楽しめるだろう。
「ファークライ6」はオープンワールドのFPSで、処理の重さ的にはやや重量級といったところだ。このタイトルでは内蔵のベンチマークテストを使い、画質のプリセットを変えながらFPSを計測した。解像度は1,920×1,080ドットで、レイトレーシング機能の有効/無効を切り替えてテストを行なっている。
レイトレーシング機能をオフにした場合では最高画質で平均93FPSと、非常に優秀な結果だ。ただ240Hzの高リフレッシュレートを堪能するには、画質を下げたとしてもパフォーマンスが足りない。とは言えソロまたはCO-OPプレイが主体のタイトルなので、100Hzあたりでプレイできれば十分だろう。
レイトレーシング機能を有効にするとFPSは下がるものの、最高画質でも平均74FPSと十分な結果が出ている。美しいグラフィックスを十分に堪能できるはずだ。
「サイバーパンク2077」はオープンワールドのアクションRPG。レイトレーシングとDLSSに対応する重量級のタイトルだ。2020年9月発売ですでに1年以上経過しているが処理がかなり重く、現在でもそれなりのスペックが必要とされる。このタイトルでは画質のプリセットを変えながら、ナイトシティー内リトルチャイナ周辺を車で周回した際のFPSを計測した。解像度は1,920×1,200ドットで、DLSSは「バランス」に設定している。
レイトレーシングが無効であれば、最高画質でも平均80.2FPSと優秀な結果だ。レイトレーシングを有効にしても、かろうじて快適に遊べる目安の平均60FPSをクリアしている。シーンによってはカクつく場合があるかもしれないが、基本的には高画質で快適に楽しめるだろう。