エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1106
2022.02.14 更新
文:撮影・こまめ
バトロワ系TPSの「フォートナイト」は、処理の重さとしては中量級に分類される。グラフィックス品質を大きく落とすことでFPSを引き上げられるが、今回は標準のDirect X11モードのみでテストを行なった。解像度は1,920×1,200ドットでDLSSは「バランス」に設定し、リプレイモードを使って1分間のFPSを計測。モーターボートに乗って、ミサイルを連発しながら川を移動している状況だ。
最高画質で116.7FPSは優秀な結果だが、本格的にプレイするのであればさらに高いFPSを目指したい。設定を追い込めば180FPSあたりまでは出そうだが、それ以上となると画質を落としたパフォーマンスモードを利用する必要があるかもしれない。中量級タイトルでは240 FPSは厳しそうではあるものの、軽量級タイトルや競技系タイトルであればおそらく可能だろう。
「PCMark 10」は、PCを使った作業の快適さを計測するベンチマークテストだ。各テストのスコアが目標値を上回ることで、その分野では快適に使えるとのこと。ただしテスト内容の処理が軽く、特にクリエイティブワークを扱う「Digital Content Creation (コンテンツ制作)」では小規模クラスの作品作りを対象としている。なお今回は比較用に、旧世代ミドルハイゲーミングノートPC(Intel Core i7-11800H/16GBメモリ/1TB NVMe SSD/NVIDIA GeForce RTX 3070、比較機①)と、ハイエンドゲーミングノートPC (Ryzen 9 5900HX/32GBメモリ/2TB NVMe SSD/NVIDIA RTX 3080、比較機②)の結果を追加した。
最新CPU/GPUを搭載した「Katana GF66 12U」では、すべてのテストにおいて非常に優秀な結果となった。従来のミドルハイ~ハイエンド機以上のパフォーマンスを発揮できている。おそらく高いCPU性能が影響しているのだろう。