エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1108
2022.02.21 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いてシステムの使い勝手を左右するインターフェイスを確認していこう。リアインターフェイスは、HDMIx1、DisplayPortx1、USB3.2 Gen.2 Type-Ax4、USB3.2 Gen.1 Type-Cx1、アナログオーディオ端子x5、S/PDIFx1に加え、Killer E3100による2.5ギガビットLANとKiller AX1675によるWi-Fi 6Eのネットワーク機能や、ハイエンドモデルの中でも一部にしか実装されていない帯域幅40GbpsのThunderbolt 4ポート(USB Type-C)が用意されている。さらにフロントパネル用のUSB Type-Cピンヘッダも帯域幅20GbpsのUSB3.2 Gen.2×2に対応するなど、高速なインターフェイスが充実している。
リアインターフェイスには位置の微調整ができる「Flexible Integrated IO Shield」を標準装備。また中央にはヒートシンク冷却用ファンの通気孔が設けられている |
ディスプレイ出力はHDMIx1、DisplayPortx1の2系統を搭載 | USBメモリと電源ユニットだけでBIOSをアップデートできる「BIOS Flashback」ボタンと、UEFIの内容を初期化する「Clear CMOS」ボタン |
Wi-Fi 6E無線LANや、Bluetooth 5.2などのワイヤレス機能を使う場合は、付属のアンテナを忘れずに装着するようにしよう |
フロントパネル用のType-CコネクタはUSB3.2 Gen.2×2に対応するため、2,000MB/secに迫るデータ転送が可能 |
有線LANの最高転送速度(理論値)は2,500Mbps | 無線LANの最高転送速度(理論値)は2,402Mbpsで、実測でも有線ギガビットLANに匹敵する性能を発揮する |
「Killer Intelligence Center」の「DoubleShot Pro」を使えば、カテゴリーごとに有線・無線どちらのネットワークを優先して使用するか設定できる |
「Razer Core X」経由で「AMD Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC」を接続すると「AMD XConnect Technology」から外部GPUとして認識。ホットスワップによる取り外しも可能だった |
内蔵GPU(左)と「AMD Radeon RX 6600 XT Challenger D 8GB OC」を接続した場合(右)の「ファイナルファンタジーXIV︓暁月のフィナーレ」のベンチマーク結果。いずれも映像はマザーボード上のHDMIから出力しているが、スコアは5倍以上もアップしている |
Thunderbolt接続(左)の外部ストレージなら3,000MB/secに迫るデータ転送が可能。なおUSB接続(右)の場合は帯域幅10GbpsのUSB3.2 Gen.2扱いになる |