エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1109
2022.02.23 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
ここからは、パッケージから取り出した「VIGOR GK71 SONIC」の外観からチェックしていこう。トッププレートに航空機グレードのアルミニウム合金を採用したボディは、ガンメタリックなカラーリングもあり精悍な印象を受ける。スイッチは外周フレームを廃したフローティングデザインでマウントされ、「MSI クリアキャップ」の構造も相まってイルミネーションの効果が最大限に活きるデザインだ。メンテナンス性の高さもポイントだろう。
また、本体の外形寸法は幅442.5mm、奥行き138mm、高さ41mmという、全体的にフレームが切り詰められたスリム設計になっている。そして裏面には、パームレストにも連結する独特な「X字型ケーブルガイド」を装備。これは有線ヘッドセットのケーブルを通すためのガイドで、ゲーマーのデスクトップ環境に配慮したデザインと言える。なお、本体の重量は854g。スリムながらどっしり安定した入力が可能だ。
フルサイズながら圧迫感のない、スリム志向の筐体デザイン。トップには航空グレードのアルミ合金プレートが使われている |
キーの外周を覆わないフラットなフローティングデザインを採用。ライティング効果を最大化できるほか、メンテナンスもより手軽に行える |
底面に備えたチルトスタンドを立てることで、約15mmほどキーボード高を嵩上げできる |
本体右上に搭載されているロータリーエンコーダの「デュアルタッチスマートボタン」も要チェック。押し込みと回転による操作が可能で、トップがミュートボタン、ダイヤルのように回すことでボリューム操作が行える。また、その隣には独立したメディアキーを実装。再生・一時停止と曲送り/曲戻しの操作が可能だ。
メディアコントロール用のボタンと、クリックと回転の両方で操作できる「デュアルタッチスマートボタン」。回転方向にもクリック感がある |
ダイヤル部分をつまんで回すだけでなく、側面に手を当てて回すこともできる |
キーボードを背面からチェック、直結式のケーブルはガイドを通じて左右に出すこともできる。斜めに入ったラインは、パームレストに繋がるヘッドセットケーブル用のガイドだ |
チルトスタンドは、横方向に引き起こす仕様。収納時と展開時の両方でゴム足として機能する作りになっている |
柔らかい感触の「形状記憶リストレスト」。キーボード幅ピタリをカバーするサイズで、外形寸法は幅438mm、奥行き88mm、高さ21mm。裏面にはヘッドセット用の「X字型ケーブルガイド」を備える |
頑丈で断線に強い編み込み仕様のUSBケーブルを採用。コネクタにはMSIロゴが入っている |
製品に添付されている、ワイヤータイプのキーキャップ引き抜き工具。メンテナンス時などキーキャップを取り外す必要がある際に、安全にキャップを引き抜くことができる |