日本市場向けにローカライズされたスタンダードなフルサイズレイアウト

続いて「VIGOR GK71 SONIC」のレイアウトを確認しよう。日本市場向けにローカライズされたキーボード配列は、フルサイズモデルでは最もスタンダードな109キー日本語配列。キーキャップには、アルファベットに加えてひらがなを表記した“かなあり”の刻印が施されている。利便性を考慮し、スペースキーはJIS標準に比べ長め。奇をてらった変更はなく、ユーザーにとって最も馴染みやすいレイアウトだろう。

JIS配列をベースにゲーマー向けに整えられた、スタンダードな109キー日本語配列を採用する

変換/無変換など日本語配列特有のキーも備えた、標準的な配列。ただしゲーミングモデルらしく、一部同時押しで機能拡張が可能なキーも搭載している

スペースキーはJIS標準より幅広のため、入力しやすい。また、テンキー部分まで過不足なくフルサイズのキーが揃っている

また、ドラゴンロゴのキーがいわゆる「Fn」キーになっており、同時押しで複数の機能を設定可能。特にRGBイルミネーションはキーボード上から設定できるオンザフライのカスタマイズに対応しており、発光モードの切り替えや発光スピード（+/-）、影の長さ（+/-）、明るさ（+/-）、発光カラーの変更、イルミネーションの流れる向きを手元で変更できる。

さらに「F1」キーとの同時押しでオーバークロックやモニタリング用ユーティリティの「MSI Afterburner」を起動したり、Windowsキーとの同時押しでWindowsキーロック/解除の切り替え、「F5」キーと同時押しでプロファイルを切り替えることができる。

特定キーとの同時押しで機能拡張が可能な「Fn」キーには、MSIお馴染みのドラゴンロゴが刻印されている	Windowsキーはドラゴンキーとの同時押しで無効化できる

機能キー各種は、同時押しでRGBイルミネーションの制御が可能。発光モードやスピードなどを切り替えることができる	矢印キーは、ドラゴンキー同時押し時にLEDの輝度やカラーの切り替えに使用する

NumLockとCapsLock、Gamingモード（Windowsキー無効化）時に点灯するLEDインジケータも備える