エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1110
2022.02.26 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
主要機能を一通り認識したところで、今度は「Optix MAG281URF」の外観チェックを進めていく。正面はフラットなパネルで凹凸がない一般的な狭額縁仕様のシンプルなデザイン。サイズはほぼ28型といっていい27.9型だ。重量は全体で約7.7kg、液晶パネルのみの状態で約4.8kgとなっており、本体側はそれほど重くはない。その一方で、アームとベーススタンドは安定感のある重厚な作りとなっていた。
設置後はほとんど見ることがない背面側もチェックしておこう。斜めに入ったスリットと向かって左サイドにMSIゲーミングを象徴するドラゴンロゴを配したシリーズ共通のデザイン。左下には右手を伸ばすとすぐに届く位置にあるNaviキー、右側には防犯用のケンジントンロック、アームの中央にはケーブルマネジメントホールを備える。
中央やや右と上部に通気口用のスリットとRGBライティング「Mystic Light」のイルミネーションを配置。暗い室内なら壁側をきれいに照らしてくれる |
狭額縁仕様のフレーム。上部左右ともに約2.4mm、非表示エリアは上部と左右ともに約5.5mm | フレーム下部は幅約24mmで非表示エリアが約2.0mmとなっていた |
ロゴなどもないシンプルなデザイン。その下には配線をまとめるケーブルホールが設けられている |
液晶ディスプレイ購入前に必ずチェックしておきたい重要ポイント、本体背面のインターフェイスをチェックしておこう。映像関連のインターフェイスで用意されるのは、HDMI2.1 x2、DisplayPort1.4a x1、さらにDP Alt modeに対応するUSB Type-C x1の4系統だ。主にPCはDisplayPortに接続、PS5などコンソール機はもっぱらHDMIに接続することになるだろう。
KVM機能の利便性については前述の通りだが、USB Type-C x1にDP Alt modeに対応するノートPCやスマートフォンを接続し、セカンドディスプレイとして利用する使い道もある。Type-Cは15Wまでの給電が可能。対応するデバイスであればケーブル1本で映像出力と充電ができるため、モバイルから自宅作業への切り替えもスマートに行うことが可能だ。
そのほか、KVM機能使用時にキーボードやマウスを共有できるUSB 2.0 Type-A(USBハブ)x2、USB 2.0 Type-B(PC接続用)x1のほかヘッドホン出力 x1を備えている。