エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1111

オールラウンドの第12世代マシンを安価に組める、ASUS「PRIME B660-PLUS D4」

2022.02.28 更新

文：藤田忠/撮影：松枝清顕

ASUS マザーボード

Intel Core i7-12700Kを搭載して実動チェック

ここからはASUS「PRIME B660-PLUS D4」をベースにしたPCを構成し、実際にその動作を確認していこう。CPUにはハイエンドのCore i7-12700Kをチョイス。マザーボードのコストを抑えたハイパフォーマンスな環境を組み上げてみた。

CPUは第12世代Intel Coreプロセッサのハイエンドモデル「Core i7-12700K」を搭載。Pコア8コア/16スレッド、Eコア4コア/4スレッドの20スレッドで構成されている


Processor Base Power（PBP）は125WでMaximum Turbo Power（MTP）は190W。Pコアの動作クロックは最大5.0GHz。メモリはDDR4 3,600MHzの32GBでテストしている


UEFI BIOSは、テスト時最新となるバージョン 1009を導入している	今回のテストでは、「PRIME B660-PLUS D4」のデフォルト電力リミットはPL1 Power Limit（PBP）165W、PL2 Power Limit（MTP）241Wに設定された

ASUSマザーボードは、各種ドライバーやユーティリティの導入を含め、システム情報の確認、ファン、LEDなどの設定を行える統合ユーティリティ「Armoury Crate」が用意されている


OSインストール後に、「Armoury Crate」の導入を確認するメッセージが表示される


「Armoury Crate」にはチップセットや、サウンドなど、各種ドライバーの導入を手助けする機能を装備	各種ファンの回転数のモニタリングなどもできる


ファンコントローラー「FanXpert2＋」	まずは接続しているファンに合わせてチューニングするオートチューニングを実行しよう


「Aura Sync」も統合されている。テストに使ったLEDメモリ定番のG.Skill「Trident Z NEO」も認識。LEDを制御できた	LEDデバイスのカラーやパターンをカスタマイズできる