エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1111
2022.02.28 更新
文:藤田 忠/撮影:松枝 清顕
「PRIME B660-PLUS D4」に採用されているUEFI BIOSは、ASUSおなじみのデザインとなっている。設定項目やカラーは、先日紹介した「ROG」シリーズの「ROG STRIX B660-F GAMING WIFI」とは異なるが、デザイン自体は変わっていない。デフォルトモードの「EZ Mode」では、主要な設定を1画面内で実行できる。また、詳細な設定が行える「Advanced Mode」と「EZ Mode」はシームレスに切り替えて設定することができる。
設定が必要になる基本的な項目に1画面でアクセスできる「EZ Mode」。最新GPUで有効化できるゲームパフォーマンスを向上させるResizable BARの設定もできる | ファンコントロールできる「Q-Fan Control」にもアクセスできる |
「Advanced Mode」「Main」。表示言語や、日時を設定できる | CPUとメモリの動作クロックなどを設定できる「Ai Tweaker」。オーバークロックメモリのプロファイルを呼び出すXMPも、ここで指定できる |
「DRAM Timing Control」からは、メモリのCASレイテンシをカスタマイズできる | CPUコアやメモリの電圧を設定することも可能だ |
「Internal CPU Power Management」では、CPUの電力リミット関連の設定が可能 | 拡張スロットやオンボードデバイスなど、さまざまな設定項目がまとめられた「Advanced」 |
「CPU Configuration」。搭載CPUが備えている機能の確認や、仮想化支援機能「Intel(VMX)Virtualization Technology」などを設定できる |
「System Agent Configuration」「Graphics Configuration」では、iGPUによるマルチモニターの設定が可能になっている |
「PCH Storage Configuration」ではSATAポートなどの動作を設定できる | 「PCI Subsystem Settings」には、Resizable BARに関する「Above 4G Decoding」と「Re-Size BAR Support」の項目がある |
サウンドやLANといったオンボードデバイスを設定できる「Onboard Devices Configuration」 | 「Monitor」ではシステムのモニタリングや、ファン回転数のカスタマイズができる |
温度は3カ所、ファン回転数はファンコネクタ×5基がモニタリングされている |
「Q-Fan Configuration」からは、ファンの回転数をカスタマイズできる | 接続しているファンに合わせて自動でカスタマイズする「Q-Fan Tuning」 |
「EZ Mode」の「Q-Fan Control」と違い、数値(%)を直接入力できる。上手く使い分けよう | UEFI BIOSをアップデートする「ASUS EZ Flash 3 Utility」などがある「Tool」 |
SSDを完全消去するSecure Eraseを実行できる「ASUS Secure Erase」 | オーバークロック設定などを保存しておける「ASUS User Profile」 |
「ASUS Armoury Crate」の項目からは、OSインストール時に「Armoury Crate」のダウンロードとインストールを行うかの設定ができる。不要な人は、Disabledに変更しよう |