ベンチマークテスト：Apex Legends

次はバトルロイヤル系のヒーローシューター「Apex Legends」をプレイする。可能な限り高品質な設定を選択し、解像度をフルHD/WQHD/4Kの3パターンにセット。平均フレームレートを「CapFrameX」で計測している。

プレイ中のフレームレートにはそれなりの誤差は出るものの、概ね互角と言っていい結果に収まった。フルHDで200fpsオーバー、WQHDで170fps前後のフレームレートが出ており、240Hz駆動のゲーミング液晶を使用した場合でも十分に実力を引き出すことができそうだ。

ベンチマークテスト：Watch Dogs Legion

引き続きゲーム環境の検証として、オープンワールド型アクションゲーム「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークを動作させてみた。レイトレーシングにも対応する重量級のタイトルでは、搭載CPUによる違いは出るだろうか。画質設定は“最大”で、解像度はこれまで同様にフルHD/WQHD/4Kの3パターン。レイトレの反射効果を“最大”、DLSSを“品質”に設定した状態でも計測を行っている。

最高品質での計測ではほぼ互角。ただしレイトレーシングを有効化した際はCore i5-12400の方が目立って高いフレームレートをマークしており、高負荷になるほどRyzen 5 5600Xに対しての性能差が実感できる結果になった。クオリティを維持したまま負荷を軽減させるDLSSの効きも、Core i5-12400環境の方が圧倒的にいいようだ。

ベンチマークテスト：ELDEN RING

ゲーム系検証の締めくくりは、広大なフィールドを探索しながら強敵に挑む“死にゲー”ことアクションRPGの「ELDEN RING」だ。テクスチャ品質は“最高”を選択、解像度はフルHD/WQHD/4Kの3パターンに設定して平均フレームレートを「CapFrameX」で計測している。

「ELDEN RING」のPC版はフレームレート上限が60fps止まりだが、どのようなシチュエーションでもそれを維持できることが重要。その点でGeForce RTX 3070を搭載した環境であれば、フルHD/WQHDの平均フレームレートがほぼ上限に達していることから、上限張り付きの状態でプレイできることが分かる。4Kでは平均50fps前後に落ち着くものの、十分に快適なプレイが可能だろう。Core i5-12400とRyzen 5 5600X搭載環境による差はほとんどなく、同等のパフォーマンスが期待できるようだ。