エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1131
2022.04.22 更新
文:撮影・こまめ
同じく「3DMark Version 2.22.7336」から、レイトレーシング性能を計測する「Port Royal」の結果だ。
レイトレーシング性能を計測するこのテストでも同じGPUの平均値を下回っているが、スコアの下げ幅がそれほど大きくない。レイトレーシングは複雑な数値演算をこなす高いCPUパフォーマンスが求められるため、第12世代Intel Core i7-1280Pの性能が影響しているのだろう。タイトルによってはレイトレーシングありでも楽しめるパフォーマンスだ。
「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークソフトでは、解像度を1,920×1,080ドット(フルHD)に設定し、プリセットの画質を変えながらテストを行なった。
このテストはグラフィックス処理がやや重く、そこそこのパフォーマンスが求められる中量級タイトルだ。前述の3Dベンチマークテストではやや不安な結果だったが、実際のゲームに即したベンチマークテストではそれほど大きな性能低下は見られなかった。同様のやや重い程度のゲームであれば、最高画質でも高リフレッシュレートを活かした快適なプレイを堪能できるだろう。