エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1144
2022.05.23 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
製品の概要を把握したところで、ここからはGIGABYTE「H610M S2H DDR4」をベースにPCを組み上げて動作検証を進めていこう。テスト用のCPUには、税込1万円以下で購入できるPentium Gold G7400とCeleron G6900を使用し、第12世代Intel Coreプロセッサによる激安構成の実力を確認してみることにした。なおCPUクーラーはいずれもリテールクーラーを使用し、メモリにはDDR4-3200 8GBx2のデュアルチャネルキットを組み合わせている。
GIGABYTE「H610M S2H DDR4」では、OSのインストールが完了して、ネットワークに接続すると自動的に統合ユーティリティ「APP Center」のインストーラー画面が起動する。「APP Center」では必要なドライバやユーティリティを一括でインストールできるので必ず導入しておこう |
Pentium Gold G7400はHyper-Threading Technologyに対応するため、「タスク マネージャー」からは4基の論理コアが認識されている |
CPUコアはPコアx2で、TDPは46W、メモリはDDR4-3200で問題なく動作する |
クロックは、シングルスレッド、マルチスレッドとも最高3.70GHzで動作する | GPUコアは、実行ユニット数16基のIntel UHD Graphics 710で、動作クロックはベース300MHz、ブースト時1,350MHz |
2コア/2スレッドまでの対応になるCeleron G6900。「タスク マネージャー」のCPUグラフはウィンドウが2つのみのため非常にスッキリとした印象だ |
CPUコアはPコアx2、TDPは46Wで、こちらもメモリはDDR4-3200で問題なく動作する |
クロックは、シングルスレッド、マルチスレッドとも最高3.40GHzで動作する | GPUコアは、実行ユニット数16基のIntel UHD Graphics 710だがブーストクロックはPentium Gold G7400より50MHz低い1,300MHz |