エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1150
2022.06.04 更新
文:エルミタージュ秋葉原編集部/撮影:pepe
今回もリフレッシュレートの違いを体感するために、レースゲーム「Assetto Corsa」のリプレイを使用してテストする。リフレッシュレート60Hz/120Hz/165Hzでそれぞれの違いを比較。テストではディスプレイ同期を有効化するとともに、デジタルスチルカメラのスーパースローモーションにより画面を直接撮影している。
MSIといえば、高速駆動を実現するRAPID IPSパネルがおなじみだが、採用されるのはハイエンドモデルが中心だ。今回の「Optix G273」は通常のIPSだが、検証動画を見てもらうとお分かりのように、こちらの応答性もかなり優秀。もちろん、より高い応答性能を求めるならRAPID IPSモデルがおすすめだが、コストにもこだわりつつ純粋に高リフレッシュレート環境を構築したいという人は、低価格で手に入る「Optix G273」は有力な選択肢になる。
最後のテストでは、G-SYNC Compatibleの効果を確認するため、ディスプレイ同期を無効にすると、どのような影響が出るか見ていこう。リフレッシュレートを165Hzに固定した状態で、ディスプレイ同期を有効化するとともに、デジタルスチルカメラのスーパースローモーションにより画面を直接撮影している。
ディスプレイ同期をOFFにすると、それまでは全く問題なかった映像でティアリング現象の発生が確認できる。そのズレはスローでも一瞬の出来事だが、ハイスピードなプレイに慣れているユーザーであればその違和感は大きいはず。実際の映像や影響はプレイするタイトル次第で異なるが、マシンスペックに余裕のがあるなら、積極的にディスプレイ同期をONにしたい。
液晶ディスプレイ本体以外の付属品をチェックしておこう。映像系のケーブルはDisplayPortケーブルの1本のみで、HDMIケーブルは付属してない。PCのほか、ゲーム機等を接続予定の人は事前に準備しておこう。
DisplayPortケーブル | アダプタサイズは外形寸法が幅35.8mm、高さ23.6mm、奥行き81.8mm |
ACコード(長さ約140cm) | マニュアル類 |
アーム固定用ネジ | VESA用スペーサーネジ |