エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1153
2022.06.09 更新
文:撮影・こまめ
3Dベンチマークソフト「3DMark Version 2.22.7359」から、DirectX 12のパフォーマンスを計測する「Time Spy」の結果は以下のとおり。
CPUベンチマークテストのスコアは振るわなかったものの、3Dグラフィックス性能を計測するテストでは意外にも悪くない結果が出ている。同じGPUの平均値を下回ったが、誤差とも考えられる範囲内だ。NVIDIA GeForce RTX 3050の仕様上のサブシステム電力は35~80Wで、「Prestige 14 A12U」の「最大グラフィックスパワー」は45W。決して高くはないチューニングではあるものの、ゲーミングノートPCと変わらないスコアだ。おそらく優れたCPU性能が強く影響しているのかもしれない。非常に優秀な結果と言っていい。
同じく「3DMark Version 2.22.7359」から、DirectX 11のパフォーマンスを計測する「Fire Strike」の結果について。
Direct X12に比べて処理が軽いDirect X11のテストでは、同じNVIDIA GeForce RTX 3050の平均値を上回る結果となった。フレームレートが上がるとCPU性能がより強く影響するため、スコアが上昇したものと思われる。これも薄型ノートPCとしては優れた結果だ。