エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1154
2022.06.12 更新
文:撮影・藤田 忠
Asetekとの共同開発だけあって、円形ウォーターブロック&受熱ベースプレートや、広いチューブ可動域、高級感あるメッシュスリーブ採用チューブなど、外観はAsetek OEMおなじみのデザイン。それだけに、自ずと相応の冷却性能が期待できる。受熱ベースプレートは銅製円形プレートで、標準で熱伝導グリスが塗布されている。また、Intel、AMD向けのマウンティングブラケットは、ツール不要で着脱可能だ。
ウォーターブロックはAsetek OEMのAIOではおなじみの円形デザイン。受熱ベースプレートには、デフォルトで熱伝導グリスが塗布されている |
受熱ベースプレートは銅製。CPUの熱を効率良く冷却液に伝える | ウォーターブロックの側面に接続されるウォーターチューブ |
チューブは左右に可動し、取り付けの自由度は高い |
チューブ長は400mmで、表面にはメッシュスリーブを採用。編み込みが細かく高級感もある | デフォルトでは、Intel向けのマウンティングブラケットが取り付け済み |
マウンティングブラケットの固定はフックタイプで、簡単に取り外しができる |
Razer Hanbo Chromaシリーズは、LEDや各種回転数などをRazer Synapseソフトウェアから制御するための接続端子を側面に装備。ファンなどを接続するケーブル用コネクタと、PC制御用のUSB2.0ヘッダーケーブルを接続するUSB Type-C端子が装備されている。取り付ける環境によっては、VRMヒートシンクとのクリアランスに気を配る必要がある。なおウォーターブロックトップは着脱可能で、取り付け向きに合わせて、ロゴの位置が変更できる。
ウォーターブロック側面には、専用形状のコネクタとUSB Type-C端子を装備 | 2種類のケーブルをウォーターブロックに接続し、Razer Synapseソフトウェアで制御を行う |
三頭蛇ロゴが描かれたトップカバーはマグネットで固定され、簡単に取り外しできる | カバー裏面には凸があり、一定角度でずらせるようになっている |
ウォータブロック側。LEDギミックは白色のカバーで覆われている |