ベンチマークテスト：PCMark10：Full System Drive Benchmark

【PCMark10：Full System Drive Benchmark】

これまでのベンチマークでは、2TBモデル「CSSD-M2B2TPG3NF2」に比べるとシーケンシャル書込でやや差があった「CSSD-M2B1TPG3NF2」だが、「PCMark10：Full System Drive Benchmark」のスコア差は10で誤差の範囲。BandwidthやAverage access timeにも違いはなく、実アプリケーションでは同等の転送速度が期待できる。

ベンチマークテスト：3DMark：Storage Benchmark

【3DMark：Storage Benchmark】

「PCMark10：Full System Drive Benchmark」では2TBモデルとほとんど差がなかった1TBモデルだが、「3DMark：Storage Benchmark」では総合スコア、Bandwidthとも約3％の差がついた。実際の動作でその違いを感じるシーンはそれほど多くないだろうが、最近ではゲームデータの肥大化が進んでいることもあり、最新ゲームでの使用を想定しているなら大容量かつ高速な2TBモデルをチョイスするといいだろう。

ベンチマークテスト：「ATTO Disk Benchmark 4.01」

【ATTO Disk Benchmark 4.01】

読込は最高5.25GB/secで公称値を上回るスコア。書込は最高3.76GB/secで、これまでのベンチマークと同様2TBモデルと比較すると0.2GB/sec低くなっている。

500GB「CSSD-M2B5GPG3NF2」のパフォーマンス検証

続いて税込9,000円を切る低価格が魅力の500GBモデル「CSSD-M2B5GPG3NF2」だ。シーケンシャル読込4,650MB/sec、書込2,400MB/sec、ランダム読込300,000 IOPS、書込550,000 IOPSとされる公称転送速度にどこまで迫ることができるのか、早速チェックを進めていこう。

500GBモデル「CSSD-M2B5GPG3NF2」の「CrystalDiskInfo 8.16.4」の結果。これまでチェックしてきた2TB/1TBモデルとファームウェアのバージョンや対応規格などは同じだ

ベンチマークテスト：「AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247」

【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247：総合ベンチマーク】

【AS SSD Benchmark 2.0.7316.34247：Compression-Benchmark】

シーケンシャル読込は約4,000MB/sec、書込は約2,000MB/secで、いずれも公称値に迫る結果。総合スコアも5,000ポイントを超え、大きく性能が低下することも多い500GBモデルの中ではかなり優秀なスコア。また「Compression-Benchmark」の結果を確認すると、やはりシーケンシャル読込については右肩上がりのグラフで、圧縮率が高くなると高速になることがわかる。