エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1158
2022.06.22 更新
文:撮影・藤田 忠
ここからは、「Konaotoshi-343119」のパフォーマンスチェックに進んでいこう。
第4世代Ryzen最上位で16コア/32スレッドのRyzen 9 5950X。TDPは105Wで、最大クロックは4.9GHz | CPU使用率が32個並ぶ様子は眺めるだけでも楽しい |
CPU-Zでマザーボードを確認。ASUS「ROG Strix X570-F Gaming」がしっかり認識されている | メモリは3,200MHz動作で、CASレイテンシはCL16-18-18-38 |
評価機には、玄人志向のGeForce RTX 3080グラフィックスカードを搭載 | 実ブーストクロックは、1,965MHzまで伸びていた。GeForce RTX 30シリーズの限界と言えるだろう |
メインストレージは、Team Group「T-FORCECARDEA ZERO Z440 M.2 PCIe SSD」。公称値はリード5,000MB/sec、ライト4,400MB/sec | PCI-Express 4.0×4接続対応で、容量は1TBだ |
「CrystalDiskMark 8.0.4」の結果。シーケンシャルリード・ライトともに公称値を上回っている | 「NVMe SSD」モードでの結果。「デフォルト」から大きく伸びている |
手始めにCPUの処理能力をチェックできる定番ベンチマークの「CINEBENCH」を実行して、AMD Ryzen最上位CPU Ryzen 9 5950Xのパフォーマンスを見ていこう。「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」「CINEBENCH R23」、それぞれのスコアは以下の通りだ。
スコアをエルミタージュ秋葉原のデータベースと比較すると、「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」は、データベースとほぼ同じになっており、「Konaotoshi-343119」は、Ryzen 9 5950Xの性能を最大限引き出していると言える。「CINEBENCH R23」のスコアは、データベース化されていないが、シングルスレッド1,616pts、マルチスレッド25,484ptsを記録している。第12世代Intel CoreプロセッサのCore i9-12900Kには、一歩及ばないが、ゲーミングやクリエイティブシーンで不満に感じることは、あまりないだろう。