エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1158
2022.06.22 更新
文:撮影・藤田 忠
2本目のゲームタイトルは、定番のeスポーツタイトル「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」だ。APIには「Vulkan」を選択し、総合品質は“最高”、レンダリングのスケーリングはデフォルトの”50”に設定。解像度はフルHD/WQHD/4Kの3種類を選択し、ゲーム内ベンチマークを使って計測を行っている。
ライト級ゲームタイトルだけあって、各解像度でリフレッシュレート240Hz駆動のゲーミング液晶と組み合わせてのプレイを狙っていけるフレームレートになっている。主流となる144Hz駆動に対応したゲーミング液晶は価格も手ごろになっているので、是非組み合わせて144fps張り付きプレイを実現させよう。
3本目のゲームタイトルは「Tom Clancy’s Rainbow Six Siege」と双璧をなす人気eスポーツタイトルの「Apex Legends」だ。画質はできる限り高品質になるように設定し、解像度はこれまでと同じく、3種類で実行している。テストはフレームレート144fpsの上限を取り外した状態で起動し、ゲーム内「射撃訓練場」の一定ルートを60秒間移動した際のフレームレートを「CapFrameX」で記録している。
軽量なゲームタイトルだけあって、フルHD、WQHDは余裕のフレームレートで144fps張り付きプレイが可能になっている。4K解像度も133fpsなので、画質の調節は必要だがゲーミング液晶と組み合わせたプレイを十分狙っていける結果だ。
続いては、重量級バトルロイヤル系ゲームタイトルとなる「フォートナイト」で見ていこう。解像度はこれまで通りフルHD/WQHD/4Kの3種類で、APIはDirectX 12を選択。グラフィックスクオリティは“最高”に設定したほか、フレームレートを重視してグラフィックスクオリティを“最低”、3D解像度を“100%”、描画距離を“最高”に変更したカスタム設定も合わせて計測を行っている。フレームレートはゲームのリプレイデータを利用し、「CapFrameX」を使って60秒間の変動を記録した。
最高品質では4K解像度で60fpsを超えるフレームレートを記録し、フルHDとWQHD解像度ならゲーミング液晶と組み合わせた滑らかな描画でのプレイが可能だ。フレームレートを優先させたカスタム設定では、4K解像度でも252.3fpsと、張り付きプレイを実現できる結果を残している。