エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1163
2022.07.02 更新
文:撮影・藤田 忠
「NR」シリーズの概要を把握したところで、フォトセッションに進んでいこう。ミラーボール風の半球体LEDイルミネーションギミックを内蔵するウォーターブロックや、チューブに装備されているポンプユニットなど、従来のオールインワン型水冷ユニットとは異なる点をチェックしていこう。
冒頭でも触れた通り、「NR36」の最大の特徴がウォーターブロックに内蔵されているLEDギミックだ。穴の空いたミラー仕様の半球体を内側からライトアップすることで、アクリルカバーにプラネタリウムライトのような美しいイルミネーションを映し出すことができる。
プラネタリウムライトのようなLEDイルミネーションを楽しめるのが「NR」シリーズの魅力だ |
ミラー仕様の半球体には透明の穴が設けられている | CPUコアと接する大型の銅製受熱ベースプレート |
ウォーターブロックのアドレサブルRGB LED制御には専用コネクタを採用する | ウォーターブロックとチューブの固定部。可動範囲は広い |
ポンプユニットは、以前詳細検証をお届けしたIn Win「BR」シリーズと同じく、CPUの熱の影響をうけないようウォーターチューブに搭載されている。ポンプの回転数は5,200rpm±10%と高速で、ファンコネクタはDC制御の3pinコネクタを採用する。
ポンプユニットはラジエターに近いウォーターチューブに取り付けられている | 回転数は5,200rpm±10%で、冷却液を高速に循環させる |
電力供給は独立しており、DC制御の3pinファンコネクタを採用 | 高級感あるナイロンスリーブで覆われているウォーターチューブ。長さは450mm |