エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1166
2022.07.08 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
背面からスルッと引き出せるマザーボードトレイ。ユーザー自身がパーツを組み込むことになる、ギュッと詰まった内部構造をチェックしよう |
続いて「DeskMini B660」のマザーボードトレイを引き出し、内部構造をチェックしていこう。追加パーツの組み込みが前提となるベアボーンキットということもあり、内部へのアクセスは容易だ。背面から4本のネジを取り外すだけで、レールに沿ってバックパネルごとマザーボードトレイを引き出すことができる。
トレイに組み付けられているマザーボードは、5インチ角のMini-STXフォームファクタを採用する小型ボード。まさに凝縮されたという表現がピッタリで、必要なコンポーネントやスロットが無駄なく詰め込まれている。
内部にはMini-ITXより小さなMini-STXフォームファクタのマザーボードが搭載されている |
CPUソケットは第12世代Intel Coreプロセッサに対応するLGA1700 | PWMコントローラはON Semiconductor「NCP81530」を搭載 |
「プレミアム 60A パワーチョーク」とDr.MOSを組み合わせた電源回路には、小振りながらヒートシンクが装着されている | チップセットはミドルレンジ向けのIntel B660を搭載する |
ノートPC向けのSO-DIMMを搭載できる、DDR4-3200MHz対応のメモリスロット | メモリスロット付近に実装されたCPUクーラー用のファンコネクタ。汎用ファンコネクタは対角線上の位置に1基が自走されている |
PCI-Express5.0に対応する「Blazing M.2」スロット。ちょうどWi-Fiモジュール用M.2スロットを覆う形でSSDが固定されることになる |
2.5インチベイを兼ねたマザーボードトレイの裏面。上部にはSATA用のコネクタを2基搭載、変換ケーブルを使用してドライブを接続する |
トレイからマザーボードを取り外し、背面をチェックしよう。PCI-Express4.0対応のM.2スロットはこちら側に搭載されている |