エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1180
2022.08.19 更新
文:撮影・藤田 忠
アーク「arkhive Gaming Alliance GN-I7G37R」(型番:AG-IC12B66AGA7-N5FF) 基本構成売価税込259,800円(2022年7月現在) 製品情報(パソコンSHOPアーク) |
自作PC愛好家やPCゲーマーに愛され、アキバでも指折りの老舗パソコンショップとして知られているパソコンSHOPアーク。そんな同店が手がけるこだわりのBTOブランドが「arkhive」だ。PC自作最先端の店頭と直結した組み立て工房による“Made in AKIBA”を謳い、トレンドを反映したBTO PCを数多くラインナップする。そのうえ、スタッフにはPCゲーマーが数多くおり、その声を反映したゲーミングPCも要チェック。今回届けられたファイナルファンタジーXIV推奨モデルも、そんなPCのひとつだ。
PCケースには、フロントメッシュパネルで高いエアフローを実現したNZXT「H510 Flow」を採用する |
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」の発売から9年、推奨PCも数多くあるが、「arkhive Gaming Alliance GN-I7G37R」(以降:「arkhive GN-I7G37R」)もまたこだわりの詰まった推奨モデルになっている。それはパソコンSHOPアークの店頭スタッフたちが、実際にファイナルファンタジーXIVのエンドコンテンツなどをプレイして楽しんでいるというWQHD解像度をターゲットにしている点にある。
4K解像度に次ぐ高精細な画面表示で、新たな光の戦士の冒険譚を始められるという訳だ。そのうえ自作PCの旬をしっかりと押さえており、CPUには第12世代Intel CoreプロセッサのCore i7-12700を採用し、グラフィックスにはハイエンドに位置するGeForce RTX 3070。筐体には見た目とサイズ感が抜群なうえ、高いエアフローを備えるNZXTの人気コンパクトミドルタワーケース「H510 Flow」を組み合わせ、ファイナルファンタジーXIVの高精細プレイだけに留まらないスペックの1台になっている。
サイド強化ガラスパネルで、トレンドの魅せる要素もしっかりと押さえている |
BTOブランドとしては新しいが、プラス2年間(計3年間)の有償延長保証を用意する。その品質に不安なしだ |
そのほか基本構成を見ていくと、マザーボードはコストと性能のバランスが良いIntel B660チップセット搭載のASUS「TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」で、メモリはDDR4-3,200MHz動作の16GB。ストレージはPCI Express 3.0(x4)インターフェイスになるが、ゲームデータや録画したプレイ動画などをたっぷりと保存できる容量1TBモデルを採用している。また CPUクーラーにはコストパフォーマンスモデルながらCore i7-12700をしっかりと冷やし、LEDイルミネーションも楽しめるCooler Master製サイドフローCPUクーラーの「Hyper 212 ARGB」を組み合わせるなど、その構成はバランスよくまとめられている。