エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1180
2022.08.19 更新
文:撮影・藤田 忠
「arkhive GN-I7G37R」が標準搭載するCPUクーラーは空冷タイプ。大型ヒートシンクとRGB LEDギミックを内蔵する120mm径ファンで構成されたサイドフロー型のCoolerMaster「Hyper 212 ARGB」が組み込まれ、12コア/20スレッドCPUのCore i7-12700をしっかりと冷却する。なお、CPUクーラーをBTOカスタマイズすることも可能で、空冷最強クラスのNoctua「NH-U12S」や、ウォーターブロックの美しいLEDイルミネーションと高い冷却性能で人気のNZXT製オールインワン型水冷ユニット「KRAKEN」シリーズなどから選べるようになっている。
120mm径ファンにRGB LEDを内蔵するCoolerMaster「Hyper 212 ARGB」を標準搭載する |
「Hyper 212 ARGB」は、バックプレートを使って固定。CPUとヒートシンクはしっかりと密着する | 280mmラジエターを採用するNZXT「KRAKEN X63」には、プラス19,500円でBTOカスタマイズできる |
「arkhive GN-I7G37R」のマザーボードは、LGA1700プラットフォーム定番のひとつであるASUS「TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」が搭載されている。チップセットはミドルレンジのIntel B660で、高負荷が続く長時間のゲームも安心して楽しめる堅牢な10+1フェーズ電源回路や、ミリタリーグレードのコンポーネントを採用している。PCI Express 4.0をサポートする計3基のM.2スロットを備えるなど、高い拡張性も備わっている。
LGA1700自作の定番マザーボードのひとつになるASUS「TUF GAMING B660-PLUS WIFI D4」 | CPU直結のPCI Express 4.0対応M.2スロット。標準でヒートシンクを装備する |
「arkhive GN-I7G37R」は、PCI Express 3.0(x4)接続のKingston「A2000 SSD M.2 1TB」を標準で搭載する | マザーボード下部にある2基のPCI Express 4.0対応M.2スロットにもヒートシンクを実装。2基のうち1基はPCI Express 4.0(x4)ではなく、×2動作になる |
メモリは品質に定評のある国内メーカーのSanMax(サンマックス・テクノロジーズ株式会社)によるDDR4-3,200動作対応品を採用。標準搭載容量は16GB(8GB×2)で、Micron製のメモリチップが実装されていた。
SanMax製メモリモジュールのDDR4-3,200 8GB「SMD4-U8G48MR-32AAR」を2枚搭載 |
評価機採用のSanMaxメモリには、MicronのネイティブDDR4-3,200メモリチップが採用されていた |