エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1184
2022.08.27 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
底面のネジを4箇所取り外すだけと、分解は容易だ。内部にはどのように各種パーツが組み込まれているだろうか |
続いては「Mini PC PN51-S1」の筐体を開封し、その内部を覗いてみよう。ベアボーンキットと同じ筐体を採用しているだけに、完成品PCながら内部へのアクセスは容易。必要に応じてユーザーが内部パーツの換装や増設を行うことも十分に可能だ。ただしその場合は製品保証がなくなってしまう点を覚えておこう。
なお内部構造に目を向けると、メモリスロットはDDR4-3,200MHz対応のSO-DIMM×2を実装。製品には8GBモジュールが組み込まれているが、規格上は最大64GB(32GB×2)に対応している。ストレージは専用ヒートシンクを備えたPCI Express 3.0(x4)対応のNVMe SSD(Ryzen 5 5500Uモデルは256GB)を搭載。M.2ヒートシンクのすぐ上部にはSATAポート、底面カバーに2.5インチベイを備えており、2.5インチHDD/SSDを増設することができる。
底面カバーを取り外した状態。メモリやストレージに手軽にアクセスできることが分かる |
ノートPC向けのSO-DIMMを組み込むことができるDDR4-3,200MHz対応のメモリスロット。製品には8GBモジュールが搭載されていた |
メモリスロットに向かい合って搭載されていた、2.5インチドライブ用のSATAポートとその直下のM.2スロット |
M.2スロットには、サーマルパッドを貼り付けた薄型の専用ヒートシンクが取り付けられている | 製品には、PCI Express 3.0(x4)に対応するWestern Digital「PC SN530 NVMe SSD」シリーズの256GBモデルが組み込まれていた |
底面カバーは2.5インチHDD/SSD用のドライブベイを兼ねており、カバーを閉じるとマウントされたドライブがSATAポートに接続される構造になっている |
Wi-Fi 6+Bluetooth 5.2に対応するIntel製のWi-Fiモジュール。ちょうどM.2 SSDの直下にモジュールが取り付けられていた |