エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1186
2022.08.31 更新
文:編集部 Tawashi/撮影:pepe
主要機能を一通り確認したところで、次は「VG259QM」の外観チェックを進めていこう。正面はフラットなパネルで凹凸がないシンプルなデザイン。フレーム幅は狭額縁仕様というほどではない上部7.8mm、左右ともに約6.4mm。なお、重量は全体で約5.1kgで24.5型ワイドの製品としては一般的な重さと言えるだろう。
背面側もチェックしておこう。幾何学パターンのデザインが施されている以外はイルミネーション等の機能は無くシンプル。通気口は斜めにカットされ、アーム部分には「TUF GAMING」ロゴがデザインされている。そのほか、背面向かって左側にOSD制御用のスイッチ、右側下部に防犯用のケンジントンロック、アームの下部は配線をまとめるケーブルマネジメント用のホールが用意されている。
フレームは上部7.8mm、左右ともに約6.4mm。非表示エリアは約1.2mm。ある程度境目が分かる | フレーム下部は幅約12.6mmで非表示エリアが約1.2mmだった |
OSD制御用のスイッチは一番上の5方向ボタンと3つのショートカットボタンを組み合わせて使用する仕組み。一番下は電源ボタン。指で触れただけで位置が分かり操作性は高い |
アーム下部にはケーブルマネジメント用のホールが用意されている、付属カバーで目隠しすることもできる |
液晶ディスプレイでは重要なインターフェイス類もチェックしておこう。映像関連のインターフェイスで用意されるのは、HDMI 2.0 x2、DisplayPort 1.2 x1の3系統。リフレッシュレート280Hzで動作させたいPCはDisplayPortに、その他PS5などコンソール機はHDMIに接続するのがオススメだ。
続いて「VG259QM」の各部調整機能をチェックしていく。高さは356~486mm、チルトは-5°~33°、スイベルは-90°~90°、ピボットは-90°~90°の範囲で設定できる。一般的な液晶ディスプレイと比べても稼働領域が広く確保されているのはセールスポイントのひとつ。本体設置後の微調整も簡単で、最適なポジションでゲームを楽しむことができはずだ。なお、画像内の数値は実測値となっている。
高さ調節は356~486mmの間で調節可能 |
チルト(上下角度調節)は-5°~33° |
スイベルは-90°~90°の範囲で設定できるので、真横に向けることもできる |
ピボット(画面回転)は-90°~90°の範囲で設定できる。PCやスマホなどクロスプラットフォームのゲームやシューティングゲーム好きにとっては嬉しい機能だ |
実際に占有する設置スペースについてもみておこう。「VG259QM」の外形寸法(公称値)は幅563mm、高さ486mm、奥行き212mm。フラットパネルのため奥行は約220mm確保できれば問題ない。-90°~90°の範囲で設定できるスイベルやピボット時の占有スペースやケーブル配線も考慮したうえで設置スペースを把握しておきたい。