エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1203
2022.10.14 更新
文:編集部 絵踏 一/撮影:松枝 清顕
メモリスロットは最大6,400MHzに対応するDDR5×4を搭載し、最大128GBを実装可能。メモリプロファイルはAMD EXPO Technologyをサポートしている。また、スロットは良質な信号強度でのデータ転送を可能にする表面実装技術(「SMT(Surface Mount Technology)プロセス」)で取り付けられている点にも注目だ。
安定した信号伝送を可能にする表面実装タイプのメモリスロット。CPUソケット側からDIMMA1/DIMMA2/DIMMB1/DIMMB2の順に並んでおり、2枚挿しの場合はDIMMA2とDIMMB2を使用する |
「Click BIOS 5」のカスタマイズメニューには、2,000MHzから12,000MHzまでの設定が用意されていた |
ストレージはPCI Express 4.0(x4)対応のM.2スロット×2を搭載、その両方に専用ヒートシンクの「M.2 Shield Frozr」を標準装備している。また、現行主流のM.2 2280フォームファクタに加え、将来を見据えて25mm幅のM.2デバイスに対応可能(M.2 2580)という余裕のあるスロット形状を採用。さらにネジ固定前にSSDをツールレスでマウントできる、独自クリップの「EZ M.2 Clip」をスタンドオフ側に備えている点も特徴だ。
周辺のヒートシンクと調和するデザインが施された、専用ヒートシンクの「M.2 Shield Frozr」を装備。スタンドオフ側にはヒートシンクの位置決めが楽になるSSD固定具の「EZ M.2 Clip」も備えている |
いずれも現行規格ではM.2 2280/2260対応スロットだが、将来的に25mm幅のM.2デバイスも搭載可能な余裕をもたせている |
SATA3.0(6Gbps)ポートは合計6基。2タイプの方向からケーブルを取り回せるレイアウトになっている |
「MAG B650M MORTAR WIFI」はMicroATXモデルとあって、拡張スロットは合計3基とシンプルだ。グラフィックスカード用には、頑丈な「PCIe Steel Armor」で補強され、SMTプロセスで表面実装されたPCI Express 4.0(x16)スロットを搭載。さらにPCI Express 4.0(x4/x16形状)×1、PCI Express 4.0(x1)×1を備えている。
グラフィックスカード用のみが装甲仕様かつ表面実装タイプ。先端のロックも幅広の「XL CLIP」が採用され、大型のカードを組み込んだ際も外しやすい |