エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1207
2022.10.20 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
続いて大人気バトルロイヤルゲーム「Apex Legends」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最高”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行った。
4K解像度やWQHD解像度ではグラフィックスカード性能の影響が大きいようで、いずれのCPUでもスコアは横並び。一方、フルHD解像度では、第12世代Intel CoreプロセッサやRyzen 7000シリーズがいずれも240fps台なのに対して、第13世代Intel Coreプロセッサは3モデルとも250fpsを超えている。「Apex Legends」で高フレームレートを狙う場合はCore i5-13600Kがコストパフォーマンス的に良い選択肢になるだろう。
人気FPSゲームの最新作「Far Cry 6」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。画質設定は“最高”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行った。
4K解像度やWQHD解像度では、やはりグラフィックスカードがボトルネックになってしまうためスコアに有意な差なかった。ただし、フルHD解像度では、第12世代Intel CoreプロセッサやRyzen 7000シリーズが最大でも154fpsなのに対して、Core i7-13700KやCore i5-13600Kでは160fps、Core i9-13900Kでは163fpsを記録し、第13世代Intel Coreプロセッサが強さを見せる。
続いてオープンワールド型アクションゲームの大作「Watch Dogs Legion」のゲーム内ベンチマークのスコアを確認していこう。品質は“最大”、解像度は1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で計測を行っている。
これまでのゲームと同様、4K解像度ではスコアが横並び。WQHD解像度では第12世代Intel Coreプロセッサが一段低いものの、第13世代Intel CoreプロセッサとRyzen 7000シリーズはほぼ同等の性能を発揮する。しかし、フルHD解像度ではRyzen 7000シリーズが最高で133fpsなのに対して、第13世代Intel Coreプロセッサでは138~139fpsまでスコアが伸びており、「Far Cry 6」同様得意としているようだ。
ゲーム系ベンチマークのラストは「Cyberpunk 2077」をチェックしていこう。解像度はこれまでと同じ1,920×1,080ドット、2,560×1,440ドット、3,840×2,160ドットの3種類で、クイックプリセットは“レイトレーシング:ウルトラ”で計測を行っている。
ここまで順調にスコアを伸ばしていた第13世代Intel Coreプロセッサだが、「Cyberpunk 2077」ではいずれの解像度でもスコアはほぼ横並び。GPU負荷が極端に高いゲームでは、CPUの違いがほとんどスコアに影響しないようだ。