エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1210
2022.10.26 更新
文:撮影・ジャイアン鈴木
今回は野菜の素揚げ、冷凍食品の揚げ物、鶏もも肉の素揚げを試してみることにした。天ぷらとかフライとか唐揚げとかを作ることも考えたが、あまり手をかけるのは「おひとりさま用オイルフライヤー」のコンセプトからちょっとはずれてしまうと考えたから。お手軽路線で食材、調理法を選択した次第だ。
ナス、レンコン、ジャガイモ、アスパラガス、冷凍牛肉コロッケ、冷凍厚切りハムカツ、鶏もも肉を購入 |
素揚げと冷凍食品だけなので、野菜、肉を適度なサイズに切るだけ。ラクチンだ |
食材の準備ができたら、今度は「カラリ」に油を注いで加熱する。手順としては電源ケーブルで本体とコンセントをつなぎ、油を注いで、目的の油温の位置に温度調整レバーをスライドさせるだけ。
説明書によれば約500mlのサラダ油を使った場合には、約200℃に達するまでに約13分かかるとのこと。もちろんそのときの室温などの影響も受けるだろう。というわけで一応時間を目安にしつつ、「ヒーターランプ」が消灯したら目的の油温に達したと判断することにした。
説明書では油温度計、菜箸、衣などで油の温度を測ることを推奨されていたが、素揚げならそんなに厳密に油温を設定する必要はないだろう。
まずは本体に電源ケーブルを挿す | 電源ケーブルをコンセントに挿すと「電源ランプ」が点灯する |
鍋をはずすと電源ランプが消える。「鍋未セット加熱防止装置」がしっかりと機能しているわけだ | 油は「日清ヘルシーオフ」を選んだ |
ドボドボドボっと油を注ぐ。背徳を感じる |
油はMAX(最大油量)で約500ml、MIN(最低油量)で約300ml。今回はちょうど中間ぐらいにしておいた。多いほうが食材を入れたときの温度低下が小幅となるが、油はねしやすくなることを懸念したのだ |
温度調整レバーを左にスライドさせて電源オン。最小が約50℃、「Mid」が約100℃、「High」が約200℃とされているので、今回の位置であればおおよそ約175℃というところだろう。これで準備は万端だ |