エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1218
2022.11.11 更新
文:編集部 池西 樹/撮影:松枝 清顕
画像による検証が一段落したところで、ここからは「Z790 Steel Legend WiFi」をベースにしたPCを構築して、実際の動作を確認していこう。CPUは第13世代Intel CoreプロセッサのハイエンドモデルであるCore i7-13700Kを使い、メモリはDDR5-5200駆動のKingston「KF552C40BBK2-32」(16GB×2)、CPUクーラーには360mmラジエーターを採用するCORSAIR「iCUE H150i ELITE LCD」を用意した。
Pコアが8基、Eコアが8基のCore i7-13700K。Pコアはハイパースレッディング機能に対応するため、論理プロセッサ数は24基になる |
シングルスレッド処理時は最高約5,400MHzまでクロックが上昇した | マルチスレッド処理時でもすべてのコアが5,200MHz前後で動作する |
OSのインストールが完了すると「Auto Driver Installer」が自動で起動して、必要なドライバをインストールできる |
ドライバのインストールが終了したら「APP Shop」もインストールしておこう。最新ユーティリティをまとめてチェックすることができる |
「Z790 Steel Legend WiFi」に実装されている制御プログラムは、ASRockオリジナルの「インタラクティブUEFI」だ。主要な情報に1画面でアクセスできる「Easy Mode」と、詳細な設定やオーバークロックなどのチューニングができる「Advanced Mode」の2つのモードを搭載し、「F6」キー(もしくはマウスクリック)でそれぞれのモードをシームレスに切り替えることができる。
デフォルトで起動する「Easy Mode」。CPU温度や電圧、ファンの回転数、メモリクロックなどの主要な情報に加え、XMPプロファイルの読み込みやBase Power Limitのような簡易チューニング機能も備える |
高性能なファンコントローラ「FAN-Tastic Tuning」も用意されている |
BIOS ROMのアップデートができる「Instant Flash」 | マザーボード上のRGBのON/OFFも可能 |
「F6」キーを押すと瞬時に「Advanced Mode」に切り替わる |
チューニング項目がまとめられた「OC Tweaker」タブ。プロファイルの保存機能も用意されている |
non-Kモデルのオーバークロックができる「Base Frequency Boost」 |
「CPU Turbo Ratio Information」では、アクティブなコア数によってCPU倍率がどのように設定されているか確認できる |
「DRAM Configuration」では、XMPプロファイルの読込やメモリの詳細設定が可能 | CPUコアやGPUコア、メモリスロットなど各種電圧を設定する「Voltage Configuration」 |
CPUやチップセット、各種インターフェイスの設定をする「Advanced」タブ。C.A.M.(Clever Access Memory)機能(Resizable BAR)はあらかじめ有効化されていた |
「Tools」タブにはASRockの独自機能がまとめられている |
「ASRock Polychrome RGB」では簡単なイルミネーションの設定が可能 | 「Auto Driver Installer」の有効・無効もこちらから設定できる |
「H/W Monitor」タブでは、PCステータスのリアルタイム表示やファンの回転数を制御できる |
起動時のパスワードやセキュアブートの設定をする「Security」タブ | 起動ドライブなどの設定をする「Boot」タブ |