エルミタ的速攻撮って出しレビュー Vol.1224
2022.12.04 更新
文:撮影・藤田 忠
最後にPlayStation 5(以下:PS5)に搭載して試していこう。
PS5で利用するためにはフォーマットが必要になる |
問題なくフォーマットが完了。PS5でのストレージテストの結果は6,462MB/sで、PS5の拡張SSDの要件は余裕でクリアした |
「SOLIDIGM SSDPFKKW010X7X1」として認識。いくつかのゲームタイトルを移動して、PS5標準SSDとロード時間を比べてみた |
「アサシン クリード ヴァルハラ」「グランツーリスモ7」「DEATHLOOP」「The Last of Us Part 1(PS5 リメイク版)」の4つのゲームタイトルで、ゲーム起動、ロード時間のテストを行っていこう。PS5標準SSDと、「SSDPFKKW010X7X1」それぞれで5回計測を行い、最も速かったときと、遅かったときを除いた3回から平均値を出している。
ゲームタイトルで多少異なるが、PS5標準SSDから体感できるほどの違いはなく、2時間ほどゲームをプレイしたが、カクつく、ローディングが長いなどといった違和感を覚えることはなかった。「P44 Pro」シリーズは、ヒートシンク装着モデルをラインナップしていないので、自身で用意、取り付ける必要はあるが、PS5向けのSSDヒートシンクは数多くあり、PS5拡張スロットカバー形状で取り付け簡単な製品も多いので安心だ。
「P44 Pro」の1TBモデル「SSDPFKKW010X7X1」を試してきたが、読込7,100MB/s、書込6,500MB/sというシーケンシャルアクセス性能に加え、実使用シーンに強いランダム読込、書込1,400,000 IOPSというスコアは高評価でき、さまざまな用途のPCと安心して組み合わせできる。
最速クラスだけあって、発熱は多めなのでヒートシンク周りのエアフローには注意したいが、PS5を含め、ヒートシンクを装着していれば、あまり心配する必要はないだろう。
ソリダイムブランドのクライアント向けフラッグシップの「P44 Pro」は、PCI Express 4.0(x4)最速クラスのNVMe M.2 SSD選びの有力候補ではあるが、正直なところコスト面に、もうひと頑張り欲しいところだ。ただ、今なら「P44 Pro」シリーズは、デジタルギフト「Visa eギフト」がもれなくプレゼントされる「ソリダイムSSD 購入キャンペーン」の対象製品になっている(購入対象期間2022年12月31日まで)。単体だけでなく、対象となるCPU、マザーボードを購入することで、ギフト額が最大で12,000円分までアップする。上手く活用すれば、かなりお買い得に最速クラスの「P44 Pro」を導入することができるので注目だ。
「ソリダイムSSD 購入キャンペーン」には、専用ページから応募できる |
協力:ソリダイム・ジャパン